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2013/12/17 (Tue) 1話

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1話「得てして未来は最悪に傾く」





再びグッゲンハイム1906年。
カレン・エスタークとミルフィールの会話。








ミルフィール
「魔王の魔法の蔵書は
 私たちの家の地下に置いてあります。
 

 もし、勇者様が私たちの子どもで後継者と定める人がいたら
 そこの蔵書に連れて行ってください。
 




 多分、魔王以上の魔法の才覚を発揮するでしょう。
 
 その地下には私の血縁者しか
 開けれないようにしてます。
 



 後は、魔王と同じクラスの魔力を保有するものでないと入れないでしょう。」








カレン
「私のもとに、魔王の血族の後継者が来る可能性は?」


その返答によっては、
カレンはあまり興味のない話題になる。
可能性があまりに低いのに話を聞いても仕方ない。



血族には興味がないわけではないが、
それでもミルフィールのそういう話に付き合う気はない。













ミルフィール
「その辺は確率論です。
 勇者様が年齢を重ねて後継者が必要なときがやってきます。
 

 そのときに後継者がいるときはそれで良いと思います。
 実際に、勇者様を継ぐべき後継者は沢山います。
 


 それは未来の可能性で出ています。

 



 ・・・・。
 


 ・・・・・・。
 



 ・・・・・・・・。
 



 ・・・・・・・・・・。
 





 ・・・・・・・・・・ただ後継者がいないの未来も見えます。



 
 可能性としてはかなり低いのですが。
 といよりか、どういう過程でそういう風になったのか
 わからないのですが。


 得てして、そうした未来へ突き進む場合もあります。

 





 私たちの血族に頼るのは恐らく
 勇者様の最終手段でしょう。
 




 ほら。
 今だって、顔に出てるじゃないですかあ?
 




 なんで魔王の子どもの世話をしなきゃいけないんだあ?
 ・・・って。」








カレン
「むうう。」


実際にそうだ。
さっきのは心を読んだ・・というよりかは。
カレンの表情を見れば誰だって分かることである。

何だって、宿敵の子孫の世話の話を聞かなければいけないのか。
カレンだって暇ではない。
そこまでの話を聞く気はない。








ミルフィール
「そうなった場合、魔法の蔵書は見せていいのですが、
 私の預言書?みたいなものは見せないでください。
 アレは変な先入観を呼びますから。
 アレを見せるときは勇者様の采配に任せます。」


カレン
「・・・・・・そんなことまで知るかよ。」



全く持って正論だった。
可能性の話の仮定の話をされても困る。
この辺は話半分、いや4分の1聞いておけばいいだろう。
・・・・そう思っていた。





・・・・・。



・・・・・・・。



・・・・・・・・・・。



・・・・・・・・・・・・・。




思っていたのだが。
実際にそうなるときが来るとは
思わなかったのがカレンだった。





実際カレンが45歳。
そろそろ後継者と思ったときに、後継者と思える人物が誰もいなかった。









理由は明確だった。
グッゲンハイム崩壊の危機がその年代に起こったからである。
その危機を救うために立ち向かった者のほとんどが死んだ。
あるいは消息不明になった。



結果的に世界は救われたが、
人材は極めて乏しい結果となっていた。


結局、藁を掴む気持ちで魔王の子孫の元へ向かったのである。















確率は低いって言ったじゃねえかよ。
ミセス・ミルフィール。






勇者カレンはぼやきながら、
魔王の子孫の家のところへ行った。
そして、カレンはヒンメルと出会ったのであった。

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 こんばんは。
歴史って 想像している処の 斜め上あたりが来たりしますからね。
魔王以上の才覚かぁーー  そして ヒンメルに出会うのですね。
此処から どのように話になるのか 続き楽しみに待っています。

2013/12/17 17:48 | ウゾ [ 編集 ]


ウゾ 様へ 

予言書通りいかなかった原因があるのですが、
その辺は別の話なんですよね。
まあ、そのおかげでカレンとヒンメルがわけであって。
その辺が現実の妙というか。

コメント早速ありがとうございます。

2013/12/17 20:24 | LandM [ 編集 ]


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