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2013/12/21 (Sat) 5話

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5話「憎悪の連鎖を断ち切ること」





ある程度読んだ。
内容も覚えた。
ヒンメルの記憶力は並ではない。



参考にはなった。
・・・・あくまで参考である。















ヒンメル
「燃やしてください。」

カレン
「・・・・・・は?」




ヒンメル
「こんな本はいりません。これは『平和』の願望よりも呪いを綴った本です。
 世界はもう平和に近づいています。
 こんな本。もうなくていいです。
 




 カレンさんも持っているんですよね。
 ・・・一緒に燃やしましょう。
 


 もう、この世界は。。。。。
 こんな本がなくっても平和にします。
 私たちがしていきます。」






エクレアに対する憎悪に関しては共感はできる。
平和に対しての呪いにも近い願望も理解できる。



だが、この本はそれ以上の憎悪を感じる。
自分が世界を平和にできなかった世界に対する憎悪。

自分の妹に復讐できなかった憎悪。
自分が何もできなかった憎悪が書き込まれている。



その無念さは理解はできる。
彼女は平和への望みを願って、ここまでやったのだろう。









・・・・。



・・・・・・。



・・・・・・・・・。




・・・・・・・・・・・・・。






だが。
この本はもう不要だ。
世界は平和になりつつある。
その中で呪いを綴った本は不要だろう。






アンデルセンを見た。
カレンを見た。
国際議員の仲間を思い浮かべた。
こんな本に頼らなくても、世界を平和にできる。
平和に近づいていける。


そういった意味では。
この本は役に立った。
それだけの話だ。
ヒンメルにとっては、それだけの価値しかない。














カレンは頭を掻いた。
珍しく。名残惜しそうにしている。
この本を頼って、色々な行動をしてきたのだろう。
それこそ不本意なことをしてきたのかもしれない。
それでも、結果は付いてきた。



世界を平和に近づけた。
それだけの価値がある本なのだろう。
ヒンメルはそれは理解できる。



ヒンメルも理解している。
この本に解決方法を書いてあるだろう。
エクレアに対する解決方法を。
魔王に対する解決方法を。








だが、これに縛られる必要はない。
もう世界は平和の道を進んでいる。
頼る必要がない。
それがヒンメルの決定だった。

















カレン
「・・・・・。
 ・・・・・・・。
 ・・・・・・・・・。
 ・・・・・・・・・確かにそうなのかもしれないな。
 もうこの本に頼る時代は終わったな。
 そして、私の時代も終わったんだろうな。。。」




カレンはヒンメルに本を渡した。
ミルフィールの預言書に近い本を。


ヒンメル
「・・・アンデルセン。」

アンデルセン
「・・・・・・・。」


アンデルセンはうなずいて、本を外に持っていった。
本を燃やしに行ったのだろう。



ヒンメルは祖母ミルフィールの意思すべてを否定する。
それだけは断言できた様子である。



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