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2013/12/25 (Wed) 9話

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9話「亡霊は蠢くように呪詛を述べる」






ヒンメル
「それじゃ、よろしくお願いします。」



シュン。




ヒンメルは空間転移で移動していった。
若干の誤差は生じるだろうが、圧倒的に早いだろう。
近距離であれば近距離で誤差も少なくなる。


圧倒的に移動時間の短縮になる。
本当にチートのバーゲンセールみたいな女性だ。













グビグビグビ。


「ノルンギリー」。

深みのあるウイスキーで清涼な味がある。
するが、そろそろ飽きたな。
今度は別のウィスキーにするか。



カレンは酒を飲みながら、1人ビリヤードをしていた。
















あの孫娘は、私とは別の道を行くんですね。













カレン
「・・・・・・・・・・・・!!!!」




声が後ろから聞こえた。
地の底から這い出るような強烈な憎悪から生まれた声が聞こえた。




カレンには聞き覚えのある声だった。
ヒンメル?・・・・違う。
少し声質が違う。
















カレン
「・・・・・・ばかばかしい。」


カレンは頭を掻いて、気のせいだと断じた。



確かに、ヒンメルの祖母ミルフィールの声に聞こえた。
それは間違いない。


幽霊の存在は信用していないわけではない。
実際に存在するだろう。実際に精霊が存在している。
幽霊が存在していても変な話ではない。



だが、それにしても時間の経過で消失していくと聞く。
ミルフィールが死んで何年だ?



40年は経過している。

最早、そこまで時間が経過していると
記憶すら磨耗しているだろう。








大体の幽霊は49日で天へ上ると聞く。
もし、ミルフィールが幽霊として、この世界に残っているなら・・・。
それはそれで厄介なことかもしれない。




結局、カレンは気のせいだと思い、酒を飲み続けた。


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comment











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ミルフィールさんマジで怖いんですけど。

こんな人だったっけ?

人間の二面性というものを感じてしまいます。

おそろしや。

2013/12/26 10:59 | ポール・ブリッツ [ 編集 ]


ポール・ブリッツ 様へ 

大体、この作品はクロンが主人公になるときが多いので
その性格に振り回されることが多いです。
魔王のことは心底愛したので、その印象が強いという話です。

ミルフィールに関してはあまりに性格設計が複雑すぎて、
才条ですら把握するのが難しいです。
その設計を述べていると、それだけで一つの作品になってしまうので割愛。

2013/12/27 09:51 | LandM [ 編集 ]


 

時折出るヒンメルさんの、ミルフィールさんっぽい地の振る舞いが可愛い(笑)

でも彼女は自分の道を行く強さがあるのですね。ここまでの仕事をした人だから当然と言えば当然ですが、その姿はカッコ良かったです。

ミルフィールさんのショコラさんへの憎悪と平和への願いは同じ根から出ているっぽいですね。何かあったのはクロンさんと出会う前か…… ショコラさんのクロンさんへの盲目的愛情も同じところから出ているのでしょうか。

1915年でミルフィールさんが亡くなっていた時はびっくりしましたが、この作品を読んでいると姉妹への興味がどんどんかきたてられますね。

2017/06/10 18:13 | 椿 [ 編集 ]


椿 様へ 

多分、これを読んでから1905年に戻ると
ミルフィールの全ての行動が不可思議なものに見えてきます。
魔王の目からみると、シェクスピアから見ると、
単なるお気楽癒し妻なのが、妙な視点になるので。
1905年のあたりはシェクスピアや魔王視点なので、
ミルミルは普通に見えるんですよね。
視点というかメガネの違い。

ミルフィールが亡くなる話に関してはまた書こうと思っているので割愛。
・・・何年後だろう。。。
それまで椿さんが読んでくれているか。
それが問題だ。
(-_-メ)

毎度複数回コメントありがとうございます。
いや、本当に嬉しいです。
今後もよろしくお願いします。
<m(__)m>

2017/06/10 20:27 | LandM [ 編集 ]


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