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2014/01/09 (Thu) 9話

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9話「天使の慰めは無情」







ガチャン。





ヒンメルはエクレアに手錠をかけた。


殺しはしない。
あくまで逮捕する。
それがヒンメルの決定だった。











エクレア
「・・・・・・・!!!
 どうしてええええええ!!!!
 どうして私を!!!!
 殺さないの!!!!!!」




手錠をかけた頃合。
エクレアの心臓発作の魔法は解けていた。

だが、手錠をされている。
手錠は力を発揮できないようにしている特別性である。
いかに彼女がどれほどの魔力を保有していても力を発揮できない。














ヒンメル
「愛しい妹…エクレア。
 私はね…神様じゃないんですよ。」





憎悪を向けるエクレア。
それに対して、優しく聖母のように頭を撫でるヒンメル。





ヒンメル
「神様のように…貴女を裁けるほど私は偉くない。

 ・・・・偉くないんですよ。
 そして、傲慢でもないんですよ。


 いっそのこと。神様がそこにいて。
 貴女を裁ければいいんですけどね。。。


 ・・・・。
 


 ・・・・・・。



 ・・・・・・・・。



 生憎。
 神は存在しても何もしてくれない。
 すべてを見守っているだけです。
 誰かのために。
 私のためにも存在しない。


 



・・・・。





 ・・・・・・。




 ・・・・・・・・。




 ですから。
 エクレア。
 貴女を裁くのは法だけです。」












そこでよぎったのは、ヒンメルの人間性であった。



強烈なまでの自制心。

己は神ではなくて、あくまで人である。


確かに戦争で人を殺したことはある。
戦闘で殺めたこともある。


だが、それは両者が命を賭けると了解を得ているからだ。
命を賭けると了解しているからこそ殺しあっている。
それが戦闘であり、戦争である。




だが、今回のものは戦争ではない。
戦闘ですらない。








ならばこそ。
なればこそ。



ヒンメルはエクレアを殺さない。
あくまで法廷の場に引きずり出して、法の下の裁きを受けさせる。





それがエクレアの考えだった。

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