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2010/04/05 (Mon) 6話『応対』


レイビア「まあ、人間どもを倒すのは良い。
     要求を飲むのも良い。
     しかし………この広い森は何よ~~~~!!!!」


レイビアの怒号が聞こえる。
ホルンの森は首都クロノスを覆うぐらいの広大な森である。
見知らぬ人間が入り込んだら、それこそ一瞬で迷うぐらいの広さがある。

加えて、魑魅魍魎とも言える、あらゆる異種のモンスターもいる。
そのモンスターがこちらに手を出してくることはないが、それでも面倒な障害であることには間違いない。


いくらナビゲートがあったところで人間が端から端まで移動するのに3日はかかる。
まっすぐ突っ切るだけでも半日はかかる。
例え、鬼の足が強靭でも、丸一日作業である。
それぐらいの広大な森なのである。


明らかに個人が侵入することを拒む森である。
それこそ飛空挺でも担ぎ込まないと、攻め込めない広大な森である。














ヒュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!!!!




レイビア「ふにゃ!!」

突風とともに現れる竜と少年。
あまりの風圧に鬼の肩に乗っていたレイビアは吹き飛ばされた。









レイビア「……………おおお~~~。」
マユル「――――――――?」


目の前にいたのは竜を携えたマユル・パーチェノーク。
容姿や体格とは不釣り合いの槍と竜に乗っている少年だった。

いかにレイビアといえども、この展開には驚く。

魑魅魍魎が住まう魔界でも龍はいない。
そして、グッゲンハイムの世界でもいない。
全く未知の伝承のみの生命体が目の前にいたのである。

普通の一般人並みではないにしても、驚くことは驚く。









マユル「―――ここに鬼の少女がいると聞いたが……どこにいるんだ?」

レイビア「ここよ!!」

レイビアは12歳の割には背が低かった。
それこそマユルぐらいの身長しかない。
そのくせ、服はかなり大きいので、服に隠れてしまうような形になる。
マユルが見えないのも無理がなかった。





マユル「―――――――。」
レイビア「…………。」



二人は見つめあった。
マユルは相変わらずの無表情。
そして、レイビアは怒り心頭であった。





マユル「ちっちゃいね。」
レイビア「アンタに言われたくないわ!!!」





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いきなりレイビアちゃんの言葉がざっくばらんになりましたな。どんなときでも文語調を崩さない娘だと思ってましたのに。ちと意外。

鬼族と龍族でどんなコンバインド・アームズ(諸兵科連合。例えば戦車部隊と歩兵部隊を組み合わせて作戦行動させることなどによりより以上の力を出さしめること)を見せてくれるのか楽しみです。

龍族がバキバキ攻撃して、敵の攻撃は鬼族が受ける、とかいうことになるのかなあ。まあ続きをこれから読みますが。

2010/04/07 17:03 | ポール・ブリッツ [ 編集 ]


Re: タイトルなし 


ポール・ブリッツ様へ
別にレイビアは鬼を召喚できて、人間の血が好きな以外は普通の女の子です。鬼との親和性は高いので、人間と鬼がイコールの関係になっていると解釈するとよいかもしれません。
残念ながら、鬼と竜が同時に戦う様というのは描きません。この作品はキャラクター中心のファンタジーであって、戦争ファンタジーという趣はあまりないので。そこまで書いていると、キリがなくなってきますので。申し訳ないです

2010/04/08 06:43 | LandM [ 編集 ]


No title 

最後の会話がいいなぁ~~
ちょっと和やかになる。

戦争の中でもそんなホッとするものがあったり、
クスっとする笑いがあってもいいな。

2013/03/04 17:20 | ぴゆう [ 編集 ]


ぴゆう 様へ 

24時間戦闘ではないですからね。
ほっとするところも作っております。
それはそれで作っておかないと駄目ですからね。

2013/03/05 23:12 | LandM [ 編集 ]


 

クロンさん、大変そうですが。

レイビアちゃんとマユルくんが、なんかいいな!
和みました。

2014/12/01 10:00 | 椿 [ 編集 ]


椿 様へ 

この二人は清涼剤に近いです。
そういえば、この二人の後日談を書きたいな。。。
と思いながら、書いていないな。。。

また小説版も書きたいなあ。。。

2014/12/01 19:52 | LandM [ 編集 ]


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