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2010/04/05 (Mon) 7話『少年と少女。時々鬼と竜』


マユル「さてと……それじゃあ行こうか。」

レイビア「?どこへ?」

マユル「どこへってクロンから聞いてない?結界を壊そうとしている人間たち退治。」

レイビア「ああ……。」


レイビアは合点がいった。
そもそも機動力の少ない鬼ですべてを倒すことに無理がある。
ならば、機動力がものを言うものを持ってきているはずだと。

ここであれば龍と言うことなのだろう。


……ということは、を考えて、レイビアは少し青ざめた。











レイビア「念のためだけど……どうやって?」

マユル「飛んで。」

レイビア「どうやって飛ぶの?」

マユル「龍に乗って。」



やっぱり。
レイビアはひくひく顔を引きつらせた。
レイビア・フェルトは極度の高所恐怖症なのである。
幾分、魔界で陸の生活ばかりであったため、高いという概念があまりない。
そのため、ちょっとの高さでも怖がるぐらい高い場所に慣れていないのである。


ましてや、ジェット機のような速さを誇る龍に乗って移動するなど、卒倒するような勢いのものである。
かといって、それを言葉に出すことはレイビアのプライドが許さない。

別にマユルにそれを話すこと自体は問題がないが、鬼に対しての威厳が消える。
絶対に消える。

それだけは避けたいのである。









マユル「タイム イズ マネー。時は金なり。」

レイビア「なにそれ?」

マユル「僕が生まれた星の諺だよ。時間が惜しい。さっさと行くよ。」


がし。
マユルはそういうと、レイビアは片手でつかんだ。
有無も言わさず、担いだ。
そこにマナーも何もない。

ヒュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ。


そして、龍は飛んだ。


レイビア「うぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」



少女の悲鳴とともに。




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龍の機動力を使って鬼を運ぶというのは、アメリカ軍のヘリを使った空中機動騎兵みたいで理にかなってますが、

レイビアちゃんが……(^^;)

レイビアちゃんが……(^^;;)

かわいいぞレイビアちゃん(^^)

2010/04/07 17:08 | ポール・ブリッツ [ 編集 ]


Re: タイトルなし 

ポール・ブリッツ様へ
まあ、やっぱりどこの世界でも運輸は大切ですからね。
ヘリかどうかはわからないですが、この辺はそれなりに書かせていただきました。
まあ、半分コメディ目的もありますけど。

2010/04/08 06:37 | LandM [ 編集 ]


No title 

二人は背負っているものが大きいけど、
そんな二人だからこそ、
微笑ましい場面にホッとする。

これがデートだったらどんなにいいだろうに・・・

2013/03/11 17:27 | ぴゆう [ 編集 ]


ぴゆう 様へ 

あまり本人は感じてないですけどね。
それを感じるのは結構後の話になると思います。
この二人は。
そのうち感じてきますけどね。

2013/03/12 12:07 | LandM [ 編集 ]


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