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2014/08/16 (Sat) 2話「妹の悲愴」

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2話「妹の悲愴」




エクレアの家庭は実際には普通の家庭である。
両親は普通であり、離婚もなにもない円満な家庭である。


そのエクレアに転機が訪れたのは、
無情の暴力であり誘拐であった。







エクレアは年頃の頃に誘拐され、
苛烈なまでの性的暴力を受けたのであった。



勿論、エクレアの家族は警察や冒険家など八方に依頼をかけて捜索するように頼んだ。
それでもその誘拐した集団は目立つ行動をせずに、
結局、エクレアを見つけることはついにはなかった。













その歳月は延べ2年。
エクレアという女性は多感な時期をほぼ性的虐待で過ごしたことになった。



初めはあまりの恥辱と痛みから泣き喚いた。
泣き喚くことで、誰かからの助けを求めた。
声が枯れても、泣き喚くことで誰かからの救いを求めた。


暴力されることに慣れたと思った瞬間に
新たな刺激を与えられて、エクレアは再び泣き叫ぶ。


もう限界なんだと、泣き叫んでも誰も助けない。
それでも誘拐団に助けを求めても聞き入れてもくれない。






それが誰にも届かないと知るにはさほど月日を必要なかった。

















2年。
それは性的虐待を受け続けた女性が世界に絶望するには十分すぎる時間であった。
















・・・・結局。
エクレアという女性を助けたのは家族でも冒険家でも警察でもなかった。



魔王だった。
正確には魔王と呼ばれる男性だった。








「お前はもう飽きた。用済みだ。だから売る。」


それは救いだったのだが、
エクレアには誘拐団にも不要とされたことだった。

今更、ここまで被虐された肢体でどう家族に顔向けするのか。

もうどこにも戻れない。










魔王はその女性がかつての妻の孫娘と知らずに
エクレアという女性を買ったのである。






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