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2014/08/16 (Sat) 4話「進め。闇の彼方まで」

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4話「進め。闇の彼方まで」





その後、エクレアは魔王と一緒に行動することとなるのだが。
魔王は何か求めるわけではなく。

常に一緒にいるだけの存在であった。


一緒にいるときは一緒にいる。
だが、エクレアが何も求めなかったら彼は何もしない。


魔王という存在は虚無だということがエクレアは理解できる。
















本来であれば。
そこでエクレアという女性は穏やかな生活を魔王と過ごしたいと願えばよかったのである。
そうすれば、世界ということを考えれば良かったことである。














だが、2年の性的虐待を受けたエクレアはそれで心の傷が癒されるわけではない。
だから、次にも絶望を与えることを命令する。




エクレアが望んだことは歩いている通行人を吹き飛ばすこと。


そう望んだのである。




理由はいくつかあった。
通行人はそれなりに幸せそうな表情をしている。
それがエクレアにとってはカンに触った。
自分はここまで性的虐待を受けて絶望を味わった。
それを通行人にも味あわせたい。
それが単純な理由だった。


















6時間後。
魔王はそれを速やかに遂行した。






・・・。






・・・・・。







・・・・・・・・。









「ママ~~~!!!ママ~~~!!!パパ~~~!!!
 どこ~~!!??」


「おい!!要救助者はどこだ!!クソ!!これだけの爆発誰が起こしたんだ!!??」




その道路はとたんに混沌の渦に巻き込まれていた。
子どもは親を捜し求めて泣き喚き。
親は苦しみのたうちまわっている。

巻き込まれた通行人は自分の怪我に恐怖し。
巻き込まれなった通行人も怪我を見て、畏怖する。


















カチン。

フ~~~~~~~。





魔王はタバコを吸って眺めていた。
そして、笑みを浮かべてエクレアを見た。


何よりも心配したのは、エクレアの望みが叶ったことよりも
魔王が今回の犯罪の嫌疑にかけられるのではないか?
・・・そのことが心配だった。












だが、その10秒後に国家に敵対するテログループの犯行声明が発表される。

理由は知らない。
敵対するグループにしては真っ当な理由。
その理由が立て並べられる。



爆発事故。
その後の国家に対する犯行声明。
それで、テロと判断しない者はいない。











勿論。
この犯行声明もテログループと密約したものである。
魔王はテロを起こす。
それをテログループに犯行に仕立てる。
そのことでテロは犯行に正当性を喋りまくる。
そう言う筋書きだった。









結果。
テログループの一部が捕まり、事なきを得た。
魔王が疑われることがなく。
そして、エクレアが疑われることなど全くない。




魔王は事件すらもミスリードさせたのである。
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