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2014/08/23 (Sat) 6話「破滅への道程」

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6話「破滅への道程」





普く行動には静的と動的とあり。
それは破滅的行動においても見られることである。

既にエクレアの精神は破滅しているといっても、疲れはある。
そして、癒しも必要としている。














時は経過して。
せいぜいエクレアが破滅を望んでいるときは2,3カ月に一回だけであり。
破滅的願望が顔を出すのが少なくなっている。



明らかに破滅的願望がすくなっているのが分かる。















それもそのはずで。
生活自体は魔王との生活で生計が成り立っている。
クロンがどのような手段で生計を成り立たせているのかはエクレアは分からないが。
それでも衣食住に困ることなく生活しているのは確かである。


そうなると、必然的に「今のままで良いのじゃないか」と思うのは真っ当であり。
魔王もそうした状況を是としている。
















ヒンメル
「国家間の戦争をなくすのは一重に統治機構の勤勉なる努力によるものであり・・・。」



そうやって、魔王と惰性で過ごしていた一時にその声が聞こえた。


ヒンメル・ウェスターノ。
押しも押されぬ国際連盟事務書記長の声である。



流暢な声。
穏やかで満ち溢れた声。
一つ一つが平和に繋がっていると信じてやまない純真な声。

たまたまベッドに新聞が転がっていたため、ヒンメルの写真も見かけた。

金髪のウェーブ。
ふくよかな体型。
穏やかな笑み。
すべてが幸せの象徴のように見えた。















気に入らない。

エクレアは本能でそれを思った。


別にヒンメルのように遺伝子で憎悪を植えつけられているわけではない。
そして、このときはまだヒンメルが自分の遠い姉だとは知らない。


知らないにも関わらず。










エクレアもまたヒンメルに憎悪を向けたのである。

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