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2014/08/23 (Sat) 7話「妹の憎悪の始まり」

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7話「妹の憎悪の始まり」




世界全体を破滅させるのはどうでもいい。

この女を。
ヒンメル・ウェスターノを殺すことができれば。





世界を破滅させるのは別にいい。
というか、世界を破滅させるのは不可能だろう。


なら、彼女を破滅させる。


それがエクレアの判断だった。
















そのことを魔王に言ったエクレア。
言った後の魔王の表情はなんとも微妙としかいいようがなかった。


初めてである。
微妙な表情を見せたのは。
世界で一番偉い人を殺すこと。
それはかなりの難易度である。
難易度は高い。
それだけでは表情を変えない。


無理なら無理と言う。
それは確かだ。
確率論から言えば、難しいだろう。
魔王は確かに優秀である。
優秀であるが故に分かる。
ヒンメルを殺すのは間違いなく不可能だろう。
それは分かる。
















可能にする方法は・・・・・・ない。



それは魔王が分かる。













いや、それ以前の問題であり。
エクレアは自分の2番目の妻であるエクレアの孫娘であり。
ヒンメルは最初の妻ミルフィールの孫娘である。


いわゆる、遠い姉妹が憎みあうと言うのは。。。
そういう常識的な思考が魔王を支配する。





最初の妻・ミルフィールとの結婚生活。
後妻ショコラとの結婚生活。

それらで考えても、二人が仲が悪いのは明白だった。
明らかに二人は互いのことを全く話をしなかった。
それは話をすることも憚れるということである。












遠い姉妹が殺しあうのか。



魔王はふとそのようなことを思った。
これは厄介なことになりそうだ。






かといって、それを不履行にしないのが魔王であり、クロン・ウェスターノであった。
だが、それも一興か。







クロンも75歳。
魔王すらも破滅させる願望を持つ彼女のような人物を待っていたのかもしれない。

自分の人生を賭ける価値がある。
魔王は心底そう思った。

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