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2014/08/23 (Sat) 10話「魔王は愚者のように決意をする」

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10話「魔王は愚者のように決意をする」






エクレアが逮捕された。





魔王クロン・ウェスターノはその事態はすぐ気づく。
・・・気づくが、それですぐに動くような愚かなマネはしない。


魔王は100%の確率でしか動かない。
逮捕された直後はさすがに警戒をしている。
そこを強行突入するほど魔王クロンは愚かでもセンチメンタルな性格でもない。




加えて、相手は自分の孫娘のヒンメルである。
期待をしているわけではないが、
ヒンメルが予想通りの聖徳太子であるのなら。。。
エクレアにひどいことはしないだろう。
そして、エクレアを殺すようなマネもしないだろう。


そういう期待があった。



ならば、入念に計画を立てて、逃走させるようにするのが魔王の務めであろう。
クロンはそう考えた。













・・・・・。







・・・・・・・。












・・・・・・・・・・・。









フフフ。
クロン様。

果たしてその通り進むでしょうか?
長く生きた貴方様なら分かると思いますが、
世界は摩訶不思議で包まれているのですよ。


















・・・・・・・・!!!!!!!!!









ゾク。











魔王クロン・ウェスターノは寒気が走った。
ここまで寒気が走ったのはここ最近。
それこそ30年以上なかったことである。

あったとしたら、勇者との最終決戦をしたときだったか。













・・・さっきの声はなんだ?

魔王は自問する。




その昔。
聞いたような声だった。
そのような声だったが、何だっただろうか。
忘れてしまった。




だが、怨霊の類であろう。
それはそれで参考にさせてもらおう。





















この事件。
最初に手を付けた時からなんだか不可思議な現象も起こっていた。
きな臭い。
そういう雰囲気の事件である。

そもそもの事件を起こしたのは魔王だが、
その周囲で妙な声が聞こえたり現象が発生している。






何がおこるか分からない。
それは言えるだろう。






・・・探ってみる価値はあるか。
魔王はそれを決心して、動くことを決めた。













やるからには最後の勝利者は魔王でなければならない。
あるいは、魔王を愛した女性でなければならない。
それが絶対である。



その為ならば、怨霊ですらも計算に入れる必要がある。
不確かなものは徹底的に洗い出す。

そして、動く。
魔王のやり方であった。
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誰かも分からない声に影響される魔王。なんだかんだで、今の状況で最凶がクロンなら、最強はミルフィールといった感じですね。

それにしても、エクレアがこれほど歪んでいたとは。

2014/08/29 21:07 | 呼鳥 [ 編集 ]


呼鳥 様へ 

いつもグッゲンハイムのコメントありがとうございます。
(*^-^*)。

本当に感謝しております。
あの姉妹はある条件で歪む性格になります。
歪む性格を書かせたらLandMです。
あの二人が夫婦だったらこそ、世界の妙と言えるものです。

2014/08/30 18:04 | LandM [ 編集 ]


 

ああ……
相性が良いというか。
相性が最悪だったというべきか。

自分の望みは持たず、大切な人の望みのためにその能力の全てを使うクロンさん……
でもその望みは本当に叶えてしまって良かったのか。
世界のためではなく、エクレアさん自身のために。

……関係ないのか。
彼女が望んだ。彼女がそうしてくれと言った。
それだけが全てなのか……

2017/06/19 22:08 | 椿 [ 編集 ]


椿 様へ 

そうですね。
魔王の行動原理は大切な人に帰属します。
ミルフィールの場合は、政治家と平和を望みましたし。
ルネの場合もそうですね。
それがエクレアとかショコラになるとまた若干違ってくる。
・・・ということになります。

別にこれは魔王は悪いのではなくて。
魔王の側にいる人が悪いのです。
魔王は大切な人のためだったら、何だってやりますから。
あの男は本質的に虚無ですからね。

毎度こちらにもコメントありがとうございます!!
(ノД`)・゜・。

2017/06/20 18:17 | LandM [ 編集 ]


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