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2010/04/10 (Sat) 9話『放り投げ』

マユル「さてと……この辺だな。」

レイビア「流石に龍は速いな…………。」

マユル「うん、空の旅を満喫できたと思う。」

レイビア「もう2度としたくないがな。」


ぽい。
マユルは抱えていたレイビアを無造作に投げた。
ゴミでも捨てるように無造作に。


レイビア「…………!!!!!!!!!!!!!!!!!?????????????????」

確認だが、レイビアは人間である。
勿論、やろうと思えば空を飛ぶ魔法もできないことはない。
だが、魔界に住んでいた彼女にとっては決して得意な魔法ということではない。

従って落ちる。









マユルも悪気があったわけではない。
レイビアはそれなりにランクの高い魔術師ということもあり、このようなところで時間を食いたくなかったので、すぐに手を離したのである。






マユル「じゃ。」

レイビア「じゃ、じゃない!!!!!」

マユル「――――――――――――――――じぇ?」

レイビア「じぇ、でもな……………うぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」











見る見る間にレイビアは黒い粒になって消えていった。
そして、ホルンの森の中へと急転落下していった。










マユル「――――――うん。あれでいいんだろう。クロン。」

クロン「過程に大いに問題があるような気がしないでもないが……まあ、いいだろう。……そこからアイアトーネ市に行くとどれくらいかかる?」

別にレイビアとマユルのやり取りに対して文句を言う気はない。
……もとい、とる気もない。

マユルはあれはあれで悪気がないのが、すごいところだと感心する。



………後1時間30分だ。
マユルがレイビアを移動させたこと、そして、龍の部隊が結界解除部隊に向かっている。
このままいけば、1時間以内には部隊を追い散らすこともできるだろう。


結界の維持はできる。


後の問題はアイアトーネ市の制圧だ。
隕石落としを敢行するためには邪魔が入らないことが重要だ。

最大の要素はやはりカレン・エスタークである。
彼女が邪魔をすれば、アイアトーネ市の制圧は時間がかかる。
そうすれば、クラッシュソードがやってきて、負ける確率は言うまでもなく高くなる。





それを任せられるのはマユルしかいないだろう。
レイビアが結界解除の部隊をつぶしてから、アイアトーネ市に向かうには時間がかかりすぎる。




マユル「――――――大体40分ぐらいかな。」

40分。
それを考慮に入れると、残り50分か。

アイアトーネ市に到着するのが40分。
それから、見つけるとなると、それなりに時間がかかる。
カレンを引き付けておくのには間に合うだろう。






クロン「アイアトーネ市を2時間……もとい、あと1時間30分で落とす。そのために、隕石落としの魔法を敢行する。マユルにして欲しいことは一つ。カレン・エスタークの足止めだ。」

マユル「――――――――――一つ質問だけど。」

クロン「なんだ?」

マユル「殺しても構わないよね。」

クロン「出来るものなら。」

無理だと言うことはクロンでも分かっている。


クロンはカレン・エスタークを侮らない。かなり高評価している。
それだけのポテンシャルを持っている。
シェクスピアの隕石魔法をぶった斬った人物である。


例え、どんな条件でもカレンはマユルを倒す。
それだけの実力差がある。

だが、能力制御している今のカレン・エスタークでは足止めはできる。
いや、してもらわなければ困る。


クロンは考え続けた。




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comment











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マユルって、やっぱり天然入ってますよね。
私の中での二人のイメージが崩れつつありますが、この軽いノリ、結構好きです。^^

いよいよカレンとの対決ですか。
マユルに勝ち目があるのか、気になるところです。

2010/04/11 09:37 | 鈴代まお [ 編集 ]


Re: タイトルなし 

鈴代まお様へ

まあ、レイビアもマユルも通常時はあんな感じです。
戦闘のときは少し違うだけです。まあ、レイビアについては企画段階より大幅に性格を変えたので茶目っ気がかなり出ているような気がします。戦闘のときとコミカルの差が激しいのは誰でも同じですね。

2010/04/11 13:43 | LandM [ 編集 ]


 

レイビアちゃんすっかりいじられキャラに(^^)

次回登場時は、身体中に木の枝や葉っぱをひっかけた擦り傷だらけの姿でお願いします。

あ、髪はぼさぼさね(^^)

2010/04/12 18:52 | ポール・ブリッツ [ 編集 ]


Re: タイトルなし 

ポール・ブリッツ様。

……まあ、次の登場はいつになるやら……というぐらい後になるかな。。。
主要キャラクターがあくまでカレンとクロンなので、それを彩るキャラクターであるのは間違いないですが。確かに結構な光景であることには間違いないですね。

2010/04/13 18:34 | LandM [ 編集 ]


No title 

マユルのキャラなんだろうな
憎めないし、なんか許せるものが在る。
でも会いたくない・・・
ぷぷ

おおっと、シェイクスピアとカレンの戦いを忘れている。
読み返しにいかなくてはならない。

長編ってこういうとこが楽しい。

2013/04/09 23:05 | ぴゆう [ 編集 ]


ぴゆう 様へ 

まあ、マユルの場合は背景が結構特殊ですからね。
色々とある少年です。
読み返すと読み返して、どこに布石を置いてあるか分かりますよね。
そういうところが、読み返すと面白いですよね。

2013/04/10 07:27 | LandM [ 編集 ]


 

マユルくんとレイビアちゃん、楽しかったです。
レイビアちゃん……怒ってそうだ(笑)

クロンさんの苦労は続きますね。
作戦の結果がどうなるのか、次章の展開も楽しみです。

2014/12/02 15:17 | 椿 [ 編集 ]


椿 様へ 

あの二人が入るとどうにもコメディになりますからね。
少年少女らしい触れ合いです。
なんだかんだで二人ともお子様なので。

クロンが苦労性なのはこの作品特有ですね。

2014/12/02 17:52 | LandM [ 編集 ]


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