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2015/05/02 (Sat) 5話

魔王通り(昼)
5話





ヒソヒソ。



通行人
「なんだ、あれ?カップルか?」

通行人
「見て。あれが本当の…」

通行人
「美女と野獣だな。」



本当に美女と野獣だ。
男女共に目を引くアルフェに視線を向け。

その向かいに座る俺を見て様々な憶測を小声で口にしていく。


その多くが童話にある美女と野獣だった。

聞こえないように小声で言っているのだろうが俺は耳が良いので聞こえている。

尤も自分も同意見なので文句を言うつもりはないが。










アルフェは不快げにパンをほおばっている。
先ほど貰ったパンで好みのものを持っている。

視線がアルフェの美しさに向けられていると気付いていないのか。
あるいはそれさえも煩わしく思っているのか。


女性の心は俺には度しがたい。
だが今回に限れば原因ははっきりしている。










1-A通常


グラド
「おそらく注目されているのは俺が同席しているのが原因だろう。
 すまない。ラジオ雑誌と他の雑貨は欲しいだけなのだが。」


謝罪して軽く頭を下げるとアルフェはくすりと笑った。

お茶に誘われたことといい。
さっきから予想外の反応過ぎて対応に困る。

う~~む、好感度最悪のはずだが、そうでもないのだろうか。





2-A通常


アルフェ
「意外と周りの目が気になるのですね?
 他人の目など微笑みで受け流せる紳士なのかと思っていましたわ。」






































グラド
「意外という言葉に含みを感じる気がするな。
 そこまで老成するほど人生経験は積んでいない。」


俺が落ち着いて見えるというなら。
それは俺がそうあろうとしているからだ。

だが未熟な俺は時に感情的になって失敗する。

失敗するときはする。



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