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2015/05/30 (Sat) 1話

仕事絵空(夜)
1話





そして夜が来た。


3年女子
「この辺りで使い魔が1年を見たそうよ。
 きっとこの近くに潜伏しているはずだわ。」

2年男子
「1年の癖に生意気な。
 去年の俺みたいにさっさと諦めて寝てりゃいいのに。」

3年女子
「優秀な後輩がいるのは良いことよ。…!」


3年の女子が突然大きく飛び退いた。
2年男子が慌てて同じ方向に目を向けてくる。



1-A通常


ザッザッザッザッザ。



| ̄(エ) ̄) |(エ) ̄) | ̄) |ドロン!パッ *






2年男子
「あ、お前は、おっさん!」


そこに立つ俺に今気が付いた2年男子が
後退りながら指を突きつけてきた。


3年女子はすでに腰に差していたナイフを
逆手に握って臨戦態勢を取っていた。


さすがは上級生、大した反応だ。
良い反応をしている。







3年女子
「リーダー自らお出ましね。
 この先に他のお仲間がいるってことでいいのかしら?」









1-A通常


グラド
「…」



語るべきことは何もない。
ただ不動の意志を示すようにバトルアックスを構える。


2年男子はすぐさま斬りかかってきそうなほどに
俺を睨み付け武器を向けてきた。






1_201505022052225da.jpg


バシュッ!!



ドゴオオオオオオオオオン!!!!








先輩の足元が爆ぜる。
さすがは冒険学科の生徒。
完全な奇襲攻撃をかわした。






2年男子
「な、何だ今のは!?魔力弾か?」

3年女子
「遠距離攻撃まで持ってるなんて厄介な子ね。」


牽制の効果は上々。
相手は俺から一定の距離を置いた。
手の内を隠しつつ時を待つ。











1-A通常


グラド
「…」


ただひたすらに黙して。
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