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2010/04/20 (Tue) 6話『威圧』

「グオオオオオオオオオオオ。」
「ガアアアアアアアアアアアアア。」





カレン「最後は二人……もとい、二匹同時に来るか?」

カレンは嘲笑した。
最後に2匹同時に来るのであれば、最初から5匹同時に来ればいい。
何をいまさら、2匹同時にかかろうとするか。







最初に戦った竜の少年は間違いなく龍の統率者だ。
それから外れたはぐれ竜。
つまるところ、欲望しかない竜だ。


それは所詮、程度の低い竜に他ならない。
5匹が統率を取って、勇者に挑めば撤退ぐらいはさせれようなものを。それを破って、欲望まみれになったからみんな死ぬ羽目になる。







―――――つまらない竜退治だ。






カレンは冷たい表情になった。
それは戦闘中ということもあるが、同時にこのような駄竜と付き合って戦ってもつまらないということであった。



魔王がどういう人物かは知らない。
―――――が、戦闘に不得手なクラスであることは知っている。





ならば、どのみち、戦い甲斐がないのは同じ。




これまでで、一番面白かった戦い。
――――――――それは。
龍の少年マユル・パーチェノークとの戦いだ。

アレこそが勇者の戦いに相応しい。
カレンはそう断じた。


そして、すぐさまこの戦いを終わらせようと思った。



戦って潰す?
それすら愚かだ。
こんな駄竜、威圧するだけで十分だ。






カレン「おい、テメエら。もう撤退しな。じゃねえと、死ぬぜ。」

それは今までにない威圧だった。
勇者とかそういう高潔なものではない。

弱肉強食。
そんな単純明快な理論に裏付けされた圧倒的な強さが誇る雰囲気・風格があった。


例え、空気が読めない小児であっても圧倒される。
空気自体が震えている。

それぐらいの威圧感があった。








「ぐ………グウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!!!!!」

龍はカレンを見つめて……そして、目をそらした。
そして、雄たけびをして去った。







カレン「……つまんねえ戦いだな。」
去ったあとには再び月夜に紅の世界に包まれた。



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強者は戦わずして勝つ。
カレンさんタイム、堪能させていただきました。
やっぱりカッコいいなあ、彼女は。

2014/12/04 14:56 | 椿 [ 編集 ]


椿 様へ 

そういえば、確かにカレンはカッコよかったんだ。
うん、それを再確認させてくれるコメントです。
ありがとうございます。

いつもコメントありがとうございます~~。
(*´ω`)

2014/12/04 17:43 | LandM [ 編集 ]


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