今日も本多 孝好の作品。
ALONE TOGETHER
これも主人公のやさぐれさが全面に出ている作品です。
少し大人向け。
………んん、それともかなりかな。
おそらく、本多 孝好の描く主人公ぶりが全面に出ている作品であることは間違いないでしょう。
怠惰、堕落、諦め、達観……そうした負の感情が入り混じるそれでいて、綺麗な印象を与える作品です。
まあ、私は本多 孝好のあり得ない会話も大好きなのですが。
主人公が女の子に無理やり下着売り場に連れて行かれるシーン。
主人公「僕が悪かった。謝る。土下座する。靴だって舐める。だから勘弁してくれ。」
女の子「男の人はこういうのにぐらっとくるのかな?」
主人公「どんなのだってぐらっとくる。君なら男物のブリーフをはいたってぐらっとくる。全人類の男を代表して僕が保証する。だから出よう。」
こういう表現ができるのはやはり憧れの的だと感じますね。
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こんにちは。同じ本の感想記事を
トラックバックさせていただきました。
この記事にトラックバックいただけたらうれしいです。
お気軽にどうぞ。
2010/10/14 02:15 | 藍色 [ 編集 ]
藍色様へ
初めましてです。
まさか本多孝好の本でネタになるとは思わなかったですね。
やはり世界は広いですね。
まあ、結構好きな人は好きですからね。
こちらこそよろしくです。
2010/10/14 23:07 | LandM(才条 蓮) [ 編集 ]
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ALONE TOGTHER 本多孝好
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