2017・05
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2017/03/18 (Sat) 5話(9月13日5時 クロン)

リースイラスト
5話(9月13日5時 クロン)




リース
「人類は星にとって生き残った方が良いと示したければ、
 私の作った滅びの遺産を全て破滅なさい。

 それがあなたのやるべきことよ。

 そして、人類はその危機すら乗り越えることが出来る。
 光ある可能性がある生命体であることを証明しないさい。」



クロン
「リース・ガザルベルクの遺産を全て破壊すれば。
 星は人類が生きて良いと了承する意思を見せるということか?

 そして、未来へと可能性のある生き物へと進化するということか。」




リース
「そういう理解で構わないわ。」



クロン
「随分とシンプルな理屈だな。」










要するに。
リース・ガザルベルクの滅びの遺産を全て破壊したら。

私は。
私たち人類は生き延びる権利は得られる。
人類はあらゆる危機を乗り越えることができる生命体であると証明することができる。



・・・ということでいいのだろう。





至極シンプルだ。
・・・・と思っている。





まあ、それぐらいの方がいいのだが。






・・・・。










・・・・・・・・・・。












・・・・・・・・・・・・・・・・。








だったら。
何故、リース・ガザルベルクはあんなことをしたのか。
あれこそ星の意思だったとでも言うのか。






文献でも見たが。
多くの文献は「神」は妄言。
・・・と言う言葉をみたことがある。
私もそう思った。



ではなくて。
それが妄言ではなくて。
真実なのだとすれば。



クロン立ち絵01


クロン
「リース・ガザルベルク。
 貴方は単なる星・・・神の踏み台になっただけではないか?」


リース立ち絵02


リース
「私が神の踏み台となったのであれば、それは光栄なことよ。
 栄誉あることよ。例え、歴史が神を妄言と言おうとも。
 私が神の存在を受け入れ、その啓示に従ったことは栄誉あることよ。」






・・・・。







本当に。
献身的な信者である。

リース・ガザルベルク。
彼女が献身的な神の信者であったことは多くの文献で残っている。
その過度な神の盲信が大量虐殺に繋がったと考えられているが・・・。




本当は。真実は。
本当に神の啓示を受けて。神の知識を得て。
その神の名のもとに動いた哀れな殉教者だったのか。





リースイラスト


リース
「さあ。私とは違った滅びの力を受け取りなさい。
 そして、この星の・・・神の意思を証明してみせなさい。


 創造あるところに滅びあり。
 聖剣グラストあるところに魔鎌アモンファスあり。

 創造だけでは死が訪れず、有象無象の増殖が増えるおぞましい結果になる。
 衰退と死があるからこそ世界は成立する。

 衰退や死・・・滅びの力を享受して
 世界と人々を正しい破滅へと導きなさい。」


 


クロン
「・・・・・正しい破滅か・・・・。」






もう少し。
話がしたいと思った。
心の奥底から話がしたいと思った。



だが、宇宙から光が包まれる。
もうすぐ夢から覚める。それがわかってくる。












最期にリース・ガザルベルクが喋った言葉。
「正しい破滅」。




そんな視点は若い私にはなかった。
ただただ世界を破滅に導けばいいと考えていた。
そして、そんな破滅を毛嫌いして、破滅の精霊アモンファスを破棄した。




だが、今なら分かる。
「正しい破滅」を導くためにはどうすればいいのか。
その道を差し伸べることこそが「破滅」の精霊を受ける者の宿命ではないか。





産まれてこの方30年。
ようやく生と死。創造と破滅について理解が出来始めた。


考えてみれば。
10代のガキがそんなことが分かる訳がなく。
30歳というおっさんと言われる年齢になってから。
ようやく自然の摂理というものが分かってくるのだ。


それを考えると、年齢を重ねるということは悪いことではない。
・・・と感じた。






仕事絵空(夜)



クロン
「いいだろう。リース・ガザルベルク。
 私なりの『正しい破滅』が何なのか。
 お前に・・・そして、世界に示してやる。」




にこり。



リース・ガザルベルクは笑って。
そして、世界が光に包まれた。





リース
「数多見る予言の日。
 それが履行される年月が開始したわ。
 
 これから人類は沢山の危機に立ち向かわないといけない。

 私が創造した怪物を倒すこと。
 それ以上の危機も沢山存在するわ。。。


 その危機を乗り越えて。
 人類が可能性がある生命体であることを証明しなさい。」





クロン
「数多見る予言の日か。。。」




聞いたことがあるフレーズである。
要するに色々グッゲンハイムには災厄と呼ばれる危機が何度か会った。

その危機のたびに封印をしたのだが。
その封印が切れる時期が今の時期。


要するに数多見る予言の日というわけである。






先人たちは実に厄介なもの遺してくれたものである。
その危機に立ち向かうのが私たちが生きている時代であるということだ。







数多見る予言の日。
その危機と災厄を乗り越えて。
私たち人類は未来に可能性を残した生命体にならなければならない。。。

・・・という使命がある。







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comment











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おはようございます

たしかにリースちゃんのいってる事もクロンさんの言ってる事も
どちらもわかる感じがありますよね

衰退と死があるからこそ世界は成立する
これはある意味真実なのかも知れませんね
創造だけではいずれあふれかえってしまうし
破滅が過ぎれば0からのスタートになってしまいますしね

2017/03/18 08:32 | 荒ぶるプリン [ 編集 ]


 

なかなか物騒な方が登場しましたね。
しかし「正しい破滅」というフレーズは魅力的です。
星の意志の前に、自分たちが生き残るに足るものか示せ。
どんな物語になるのか楽しみです^^

2017/03/18 15:33 | 椿 [ 編集 ]


うむむ。 

なかなかに難しい導入ですね。
グラスツールだけでなく地球だって
人間って要るのかな?
神様がいたらなんて言うかな?
ってコトですよね。
だけど純粋にリースさんの残した
破滅の遺産って興味あります。
コレぞファンタジーの醍醐味。
わくわくしますねー。
創造と破壊は、全てのモトですもんね。

2017/03/18 17:12 | TYPE MM04 [ 編集 ]


荒ぶるプリン様へ 

お、グッゲンハイムの一番コメントはやっぱりプリンさん!!
毎度素早いコメントありがとうございます。
(ノД`)・゜・。

そうなんですよね。
グッゲンハイムのポイントの一つは。
正しいこと・間違っていること。
・・・これらの区別がないことです。
どちらも言っていることは正しいです。
ある理念とある理念がぶつかると、
そういうことになりますからね。
そういった善悪がどうなるかも魅力の一つなので、ご覧くださいませ。
_(._.)_

2017/03/18 17:43 | LandM [ 編集 ]


椿 様へ 

このキャラクターはグッゲンハイムの世界観が出来たと同時に創作した、
歴史上の人物です。思い入れがあったので、この人を焦点にあてた
ストーリーを作ろうと思ったのがきっかけです。

「正しい破滅」・・・とは何か?
それを問う話でも今回はあります。
是非楽しんで読んでいただくと嬉しいです。

毎度安定感あるコメントありがとうございます。
(*´▽`*)

2017/03/18 17:48 | LandM [ 編集 ]


TYPE MM04 様へ 

テーマとしては難しいんですよね。
創造と破滅。
このバランスの話です。
答えが出ないのが当然です。
抽象的過ぎて分かりにくいですね。
これから具体的な話になっていくので、
そこから創造と破滅のバランスについての答えがでると思います。


破滅の遺産はこれから出てきます。
楽しみに観てくださいね~~。

難解かもしれないですが、気長に読んでくださると幸いです。
よろしくお願いします。
_(._.)_

2017/03/18 17:53 | LandM [ 編集 ]


 

リース・ガザルベルクと夢の中での邂逅、
単に大量に殺した狂人という訳でもなく、
本当に神の意志で動いていたらと思うと、
彼女の言うように星になっては人は不必要なのかもしれませんね。
二人とも行動する譲れない理由がありますが、
どんな感じで物語が進んでいくのか気になりますね~。

2017/03/18 20:11 | ツバサ [ 編集 ]


 

ついに名前だけはずっと出てきていた彼女のお話なのですね……!
グッゲンハイムは信念と信念のぶつかり合いがただの勧善懲悪ではないので好きなのですが、正気のまま信念を信じ虐殺をおこなったリースはいっそ麗しいぐらいですね……物事への崇拝レベルなら、魔王殿のお嫁さまも人のこと言えなさそうな感じですケド(^^;

2017/03/18 21:06 | 有里 馨 [ 編集 ]


ツバサ様へ 

リース・ガザルベルクは単なる殺戮者ではないです。
・・・あいや、神の啓示で1億人を殺す時点で単なるじゃないのですけど。
それでも神の意志がある時点で。
リース・ガザルベルクは単なる殺戮者じゃなくて。
理由があって殺しまくったってことなんですよね。
本質をついているのは素晴らしいです。

この後どんなふうに話が進んでいくか・・・。
楽しみにしてくださいませ。
(*´▽`*)

2017/03/18 23:09 | LandM [ 編集 ]


有里 馨 様へ 

そうですね。歴史上の人物で名前だけだった人物。
それが出てくるのが、珍しいですね。
勧善懲悪・・・でいかないのが、この話。
まあ、確かにミルフィーユも相当な怪物ですけど。
あまり今回は目立たないかな。。。
個性的な人が多いですからね。。。
今回は控えめでポイントを突いた長期的なお話しにするつもりです。
有里さんも古参ですねえ。。。
コメントとてもうれしいです。
(ノД`)・゜・。

2017/03/18 23:24 | LandM [ 編集 ]


 

こんばんは。ついにグッゲンハイムの新作スタートですね!!
家庭を持つクロンさんは髭や煙草がハードボイルドな感じですね。
そして美しく大人しそうな外見とは対照的に、狂気的な大量虐殺を
行ったリース…。夢の中での出会いや会話は神秘的な感じです。
人類の増殖には他の生物の犠牲もつきもの…。でもクロンさんは、
人類はすべての生命体を救える可能性すらある生き物だと信じている。
滅びの遺産を全て破壊する、「正しい破滅」を示す事はとても険しい
道のりだと思いますが、今後も彼らを見守っていきたいと思います。

先日は紹介記事にコメントありがとでした!!
簡単にですが、こちらのブログを宣伝できてよかったです!
可愛い顔文字で喜んで頂け照れて頂けたり、グッゲンハイム愛が
伝わって嬉しいです♪メンバーさん達を揃えるのも大変だっただろう
なぁと思います。そちらもお疲れ様です!!なんとプロになられた方も
いらっしゃったとは…!皆様のご活躍、今後も楽しみにしています☆
では読んでくださり、ありがとうございました!!

2017/03/19 19:13 | 風月時雨 [ 編集 ]


こんばんは^^ 

なるほど、深い話ですねぇ・・・
地球にも言えますが、自分も「人類は地球にとっての癌細胞」だと、思っています。
なので、リースの言いたい事もわかります。

一方でクロンのいう「人を亡ぼすのは人でなければならない。」、これもわかる様な気がします。

例えば人類によって樹木が過剰に伐採され、地球温暖化が進めば、それは人類によって人類自身を滅ぼしてる事になるのかなぁと・・・
でも樹木を伐採してるのは人類の身勝手による物なので、この場合、リースとクロンと、両方の論理が当てはまるわけですよね。
どちらも滅ぶのは嫌ですけど、「正しい滅び」とは・・・うむ、難しい問題ですねぇ・・・

2017/03/19 21:59 | シュタイナー大佐@鷲は舞い降りた [ 編集 ]


風月時雨 様へ 

まあ、クロンも大概に残念なハードボイルドですけどね。
アレもハードボイルド見せようとしている残念な男です。
内面的なことを言うと。
リース・ガザルベルクに関してはその通りですね。
ちょっと方向性を間違えた献身的なクリスチャンです。
神の啓示が人を滅ぼせみたいなものだったので、それを真面目に実行した人です。
「正しい破滅」に関しては別れますね。
星を救うために人類を駆逐するか。
人類の可能性を信じて、おぞましい増殖と死を繰り返すか。
・・という問題ですね。
さて、この問題がどうなるのか。
またこれからもよろしくお願いします。

毎度コメント返しありがとうございます。
応援とてもうれしいです。
(ノД`)・゜・。

2017/03/19 22:11 | LandM [ 編集 ]


シュタイナー大佐@鷲は舞い降りた様へ 

返信遅れて申し訳ありません。。。
ちょっと、返信差で見えなかったです。。。
申し訳ないです。


そうなんですよね。
地球人類にも当てはあることで。
人類が環境破壊で滅んでしまったら、それは人類が勝手に人類自身の手で滅んだって話なんですよね。
リース・ガザルベルクは人類が環境破壊をする前に、人類を減らしてしまえ。
・・・っていう理論ですね。


正しい滅びは何なのか。。。
それは自分の中に答えがあると思いますので。
まあ、そこは作品の仲で答えがあります。
作品の中の答えであって、正しい答えがどうかは分からないですが。

また考えながらご覧になって頂くとありがたいです。
深いところまでコメントして頂きましてありがとうございます。
(*´▽`*)

2017/03/20 22:29 | LandM [ 編集 ]


 

おお!
待ってました。グッゲンハイムの世界♪

今回は人類滅亡の危機!
正しい破滅とは何なのか?
このままではきっと人類が星を破壊する状況に陥ることを神は危惧しての選択なのか?
その為に人類を滅亡させるつもりなのか?
でも人間はそこまで愚かな者たちばかりなのか?
色々と疑問も出てきますが、神が正しいとする事をクロンは導くことが出来るのか?
明かされて行くであろう全てが読み応えありそうで、今とてもわくわくしています♪
とにかく今はクロンに頑張って貰って、人類を少しでも救って貰いましょう。

次回も楽しみにしています♪

2017/03/21 02:20 | 涼音 [ 編集 ]


涼音 様へ 

あ、涼音さんもグッゲンハイムは期待されていたのですね。
ちょっと驚きです。
涼音さん的にはふつーの小説の方がいいのかなあ。。。
・・・と思っていたので。


まあ、クロンさん。
魔王に頑張ってもらいましょう。
人類の平和は魔王にかかっている!!
・・・となると、流石に魔王もやる気になるではないでしょうかね。
疑問についてはもっともなんですが。
それについての答えは物語でそれぞれの人が答えを出すので、
それを参考にしてくださいませ。

今回の小説もよろしくお願いします。
(*´▽`*)

2017/03/21 20:55 | LandM [ 編集 ]


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