2017・04
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2017/03/25 (Sat) 9話(9月13日11時 クロン)

職場(昼)人物アリ800×600
9話(9月13日11時 クロン)





クロン立ち絵01

クロン
「久しぶりだなあ。じじい。
 まだ7年経ってもまだ元気なのか?」


所長
「ほほほほほ。まだまだ現役じゃのう・・・・。。
 ・・・・と言いたいところなのだが。

 そろそろ引退しどきではあるのう。
 後継者を決めてはおるんじゃがのう。。。」



私はじじいと呼んでいるじじい。
まあ、じじいなんだからいいのだが。

リース・ガザルベルクの魔術の研究所だ。
ちなみに国立なので正当に研究している場所だ。
ついでに言うと、ここがリース・ガザルベルクの研究の総本山ともいえる。


その所長をやっているのがじじいというわけだ。



7年前も所長をやっていただのが。
未だにやっているのか、、、このじじいは。

そろそろ引退・・・というか。
とっくに引退した方がいいような年齢なのだがな。。。



後継者がいないのか?
あるいは決めているというが。
誰なのだろうか。
















クロン立ち絵02


クロン
「誰だ?」



所長
「アズクウェイドという青年じゃ。
 今は異界に行ってしまっておるのじゃがの。」




・・・・。





・・・・・・・・・。






・・・・・・・・・・・・・。







おっと。
ちょっと聞いた名前だったから驚いたな。


知っている人は知っている。
知らない人は知らない。



私は知っている。
知っているのだが、話すとややこしい状況になるので話さない。

・・・というか、リース・ガザルベルクの魔術を教えてほしいと来た青年だ。
私もいくつか教えた記憶がある。





だが、そんなことを説明する義務はじじいにはないし。
私は知らないフリをしておこう。



それにしても。
アズクウェイドの奴。
ここで出入りをしていたんだな。
それで後継者扱いされていたのか・・・。
だったら、それはそれで言ってくれれば良かったのだがな。

























職場(昼)人物アリ800×600



クロン
「そうか。異界といっても、この世界と繋がる時期はある。
 それを気長に待つしかないな。」


所長
「それまでにワシの寿命がもつといいのじゃがのう。」




もっともだ。
アズクウェイドがこの世界に戻ってくるかは未知数だ。
あるいは異界で殺されている可能性もあるからな。

そして。
私の力をもってしても。
アズクウェイドを救出するのは難しいのだ。


この世界と異界。
そのゲートを繋げることは不可能ではない。
だが、空間の流れというか、その連絡路が繋がる時期というのがある。
その時期を見測る必要がある。


その時期を見つけて、アズクウェイドを引っ張り出す必要がある。
もっとも、アズクウェイドが元の世界に戻りたいという希望が必要なのだが。




色々条件が揃わないと難しいのだ。
神隠し。異界に行ったものを救出するのは。

































クロン立ち絵01


クロン
「それはそうと、こっちも資料研究させてもらうぞ。」


所長
「そりゃ勿論。魔王様からも融資は大量に頂いておるからのう。」




さてと。
長々と話はしたが。
さっさとリース・ガザルベルクの研究をするか。



・・・・。





・・・・・・・。





・・・・・・・・・・・・。






分かる・・・。



分かる・・・・・・・・。




分かるな・・・・・・・・・・・・・・・・・。





昔は分からなかったことが随分分かる。


リース・ガザルベルクの資料や魔法。
あるいは遺産と呼ばれるものは分かっていないことが多い。


その最大の理由はリース・ガザルベルクが一人で製造したものが多いこと。
後はその資料が解読不能であることがあげられる。
リース・ガザルベルクの走り書きみたいなものが多く。
その個人的な妄想まで入っていて、支離滅裂になっているのが、その最たる理由である。





















昔に、故人を敬うという思想で。
ちらっと読んだ記憶があるが・・・・・。。。
全く理解できなかった記憶がある。
あまりにもリース・ガザルベルクの思考が入り込んでいるものしかなかったので。
分からないものが多かった。
論理が飛躍や跳躍しているものが多かった。




















だが、今であればなんとか理解できる。
リース・ガザルベルクの能力が伝播した結果である。
そのため、リース・ガザルベルクの研究したもの。
製造したものが多量にある。




しかし、その研究したもの。
未完成なもの。完成して残っているもの。
そして今も遺産として現存しているもの。。。。






ものすごい大量にあることが分かる。
数えきれないぐらいの容量がある。




リース・ガザルベルクの人生は約30年。
その30年で何をしたというのか。
このリース・ガザルベルクの化け物は。
神の踏み台として生きてきた、殉教者は。








色々ありすぎる。
ありすぎて、困るぐらいである。
これを完全に排除する。
それがリース・ガザルベルクが与えられた試練である。






・・・・。








・・・・・・・・・・。










・・・・・・・・・・・・・・・・・・。










リースイラスト



クロン
「壮大すぎるぞ。リース・ガザルベルク。」



思わず言った。
心の奥底から。


たった30年。
されど30年。
その30年でリース・ガザルベルクは世界を亡ぼせる遺産を残した。
それがリース・ガザルベルク。


神の踏み台として生きた殉教者。
その生き様は一つして素晴らしい。





だが、残した功罪も大きい。








なぜなら。
彼女は神の名のもとに。
本気で人類を滅ぼそうとしたのであるから。









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