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2017/04/22 (Sat) 3話(10月3日8時 シンゲツ)

血飛沫1
3話(10月3日8時 シンゲツ)






シンゲツ
「ゴフゴフ!!!」



血を吐いた。
最近はよくあることだった。
裏社会の医者に診てもらったが、治らない。
いわゆる不治の病であることの診断をもらった。




ホープ
「シンゲツさん、大丈夫ですか・・・って。
 血~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!」


Σ(・ω・ノ)ノ!





稽古をつけていた相手。
ホープ・ウェスターノという少年だ。
その男が真剣に驚いている。
そして、心配をしている。








ホルン森800朝



シンゲツ
「なに、心配するな。病なんだ。。。。血を吐くぐらいはする。
 もう長くはない。2~3か月生きれればそれでいいぐらいの寿命だ。」




(ーー;)
























ホープ
「休んでおいた方が。」



シンゲツ
「どのみち病は治らん。
 ならば、お前に稽古をつける方が人生にとって有意義だとは思わないかね。」


ホープ
「・・・・・・・・はい。」





ヒトの心を思いやることができる少年だな。
・・・と心底思う。

そして、食事に対する感謝の気持ちや礼節。
環境に対して労わっている気持ち。

それらを見ても優しい少年なのだろう・・・と感じることができた。








ああ、そうか。
人は彼のように、少年のように。
優しく、他の生命体にも労わることができれば、戦争など起こりはしないし。
もっと、優しく生きていけるのだろう・・・と思った。






気が向いた。
あるいは不治の病である私が何か残したかった。
その思いでこのような行動になったのかもしれない。






そう言えば、最近殺しはやってないな。
ふと感じた。以前は空気を吸うように殺しをやっていた私。
リース・ガザルベルクの信念に基づいた理念で殺したいたわけでもない。
ただ漠然と人を殺し。
ヒトの戦いの根源を煽った行動もとった。



それも病を診断され。
そして、この少年を稽古をするようになってからは。
人を殺してなかったな。。。と改めて考えるようになった。







ガギン!!


ホープ立ち絵02


ホープ
「グ。。。。。」



シンゲツ立ち絵02


シンゲツ
「ふみ込みがまだ甘い。攻撃も雑すぎる。
 もっとガンブレードを自分の手の延長だと思うように行動しろ。」



ホープ
「私のガンブレードを上手く薙ぎ払う。・・・本当にすごい技量です。
 相当な戦いの回数を重ねているのですね。」


シンゲツ
「慣れだ。すべては慣れだ。戦いもそのガンブレードの扱い方も。
 すべては回数によって変わる。もっともっと回数を重ねろ。
 稽古を重ねろ。
 そうすれば、私のように不器用でも扱えるようになる。」





私も器用な方ではなかった。
刀を扱えるようになるには時間がかかった。
そして、それを習熟できたと感じたのは30歳を過ぎてからだった。
それだけ熟練しないと武器も慣れないというわけだった。

才能の有無。
・・・というのはあるのだろう。

私は才能がなかった。
なかったからこそ慣れるしかなかった。
徹底した習熟と訓練。
弛まぬ努力。
そここそが自分にある才能であった。






ホープは飲み込みが早い。
少し戦いのやり方を覚えれば、すぐに覚えることができている。
かなり熟練した戦士になるだろう。
そんな見込みも立つ。





魔王の息子という肩書。
そして、勇者に稽古をつけてもらったという肩書は嘘ではないようだ。


まるで、才能に溢れている。
いや、才能に愛されている少年だと思う。






ホープ
「あんまり飲み込みは良くないですかねえ?」



シンゲツ
「いや、速い。速過ぎる・・・。
 すぐに私が抜かれるぐらいに速い。」




仕事絵空(昼)



実際に。
私とは違って、ホープは才能に溢れている。
鍛えがいもある。
こうやって1週間ほどにはなるが。



私が地に伏せるにはそんなに時間がかからないだろう。
・・・そんな印象を受ける。


もっとも、私が病であることもあるのだが。






シンゲツ
「キミは才能にあふれている。
 だからこそ、才能を生かして人に優しくあってくれ。
 その才能で傲慢にならないようになれ。」



ホープ
「・・・・どういう意味です?」



難し過ぎたか。
確かにまだ12歳の少年である。
社会の闇や大人の暗い部分を知るには早すぎる年齢だ。




シンゲツ
「今まで通り生きてくれという意味だ。」


ホープ
「は~~~~い。」




ここまでで、とりあえず今日までの訓練は終わった。










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