シェクスピア
「・・・・ン?
ひょっとして、私や所長を疑っている?
その『御使い』として。」」
クロン
「消去法から考えればそういうことになる。」
所長
「動機が全くないのじゃがのう。」
クロン
「まったくその通りなのだがな。」
はっきり言って動機がない。
そして、メリットもない。
彼らに関しては全く動機もメリットもない。
疑う必要もないか。。。。
まあ、考えても仕方ない。
所長やシェクスピアを疑っていたら。
他のもっと確実性のある奴がいそうな気がするからな。
・・・・。
・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・。
それに。
私がアモンファスの継承者になったことを知っていることも可能性がある。
リース・ガザルベルクの遺産を掘り起こした人物。
それが私が継承者になったことで。
その行動を警戒している。
私がアモンファスの継承者なり。
そして、その行動を警戒している・・・。
・・・ということを知り尽くしている。
そう言うことの方がしっくりくるか。
私が継承者になったこと。
私がこの研究所で研究していること。
どういう手段か知らないが。
そのことを知ることができたのかもしれない。
リース・ガザルベルクの遺産を掘り起こした者は。
あるいは・・・。
まあ、それを考えるのは結局推測になってしまうが。
推測するのは必要か。
それが今度の行動になってくるので。

クロン
「どのみち厄介な敵だということには変わりない。
私を欺くほどのレベルの敵だ。
味方であれ、敵であれ。
相当面倒な相手であることは認識しておいた方がいいかもな。」
シェクスピア
「魔王を欺くほどの大犯罪人。」
・・・・・。
・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・。

ゾク。
殺気のようなものを感じた。
それは目をつけられている。
世界的な犯罪人に目をつけられて。
牽制を入れられた。
・・・そういうことだろう。
魔王に喧嘩を売ってきたかあ?
それだとそれで相当な人物だぞう。
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