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2010/05/21 (Fri) 13話『策を巡らせろ。知恵を凝らせ。所詮、勇者の戦いは戦争の一部でしかないのだ。』

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サハク「デュミナスの勇者。
    カレン・エスターク。
    真紅の虐殺者。
    カレン……か。」


サハクは船の運搬を完全に部下にゆだねて、カレンとマユルの対決を見ていた。
この戦闘の結果如何せんで、今後の行動が変わる。
そういった意味では重要な戦闘である。

しかし、それ以上の思いでサハクは見ている。
魅入っている、という表現が適切かもしれない。



部下「彼女は本当に勇者ですかね。
   どちらかというと、虐殺者のイメージが強いですね。」


カレン・エスターク。
彼女はデュミナスでは勇者と呼ばれている。
だが、他国ではそう呼ばれているかかなり微妙である。
他国の内紛に介入しては、騒動を解決したり余計に悪化したり。
単独でいざこざに介入している人間である。

どちらかというと、世界の評価は虐殺者とされている。
それがもっぱらである。


だが、サハクはそれを一蹴した。
そして、カレンに語りかけるように言った。




サハク「なあに。
    彼女は本物だよ。
    本物の勇者だよ。
    自分のためではない。
    国家のためでもない。
    信念のためでもない。
    何より他人のために戦う。
    リスクなんて破綻している。
    そんな状況で戦う彼女は……
    やはり勇者だ。
    かつての英雄セロ・デュミナス。
    彼は世界は救ったかもしれない。
    しかし、シュラインは救わなかった。
    あまつさえ、属国にまでした。
    だが、彼女はどうだ?
    頼まれてもいない。
    自分の国でもない。
    そんなシュライン国家のために戦ってくれている。
    10000人中9999人は彼女を虐殺者と呼ぶだろう。
    だが、僕は敢えて言おう。
    彼女は勇者であると。
    なぜなら、彼女はセロ・デュミナスと違う。
    シュラインのために戦ってくれているのだから。」




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