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2017/07/08 (Sat) 27話(10月15日18時 ホープ)

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27話(10月15日18時 ホープ)






ガキ!!



がぎいいいいい!!!!!!







ドキュウウウウウウウウウウウウウウウン!!!!!








暫くのにらみ合い。
そして、倒し方の思考。
それを巡らせて、今、そこは戦いの場となっている。






シンゲツさんは近づこうとしている私を上手に避けている。
・・・といった構図だ。




私の斬撃を上手く避けることのみに特化している。
むやみに反撃をしようとすることなく。
避けることのみに徹している。


始まってみると意外だ。
存外な過程が描かれている。




私のパワーがシンゲツさんの技量を上回っている。
圧倒している・・・といえばいいのだろうか。

何はともかく、避けることに手一杯になっているのが現状である。
勿論、シンゲツさんは本気で戦っているだろう。
闘っているのだろうが・・・それでも避けきっている。
それが現状だ。




その理由。
私の能力が限りなく滾っている。
漲っている・・・と言えばいいのだろうか。
自分の能力がこの上なく限界値まで引き上げられている。







6.jpg


滾っているのだ!!
漲っているのだ!!
自分の身体が限界まで引き上げられている。
それでいて、自分の身体は悲鳴を上げず、むしろもっと上までいくように仕向けている。
魔力がこれまでにないぐらいの充実している。
無敵のイメージが自分に発生している。





勇者
「そのガンブレードをお守りのようにずっと持っておけ。
 そうすれば、お前の身体を十二分に扱えるぐらいになるように馴染んでくるはずだ。

 いざ、本気の戦闘になれば、お前はお前が望む以上の力が得られるはずだ。
 それが・・・聖剣グラストの欠片の効果だ。」





私の有り余った魔力。
それと聖剣グラストの欠片が融合して。
私の身体がエンジンのように燃え滾っている。






シンゲツ
「・・・・ぐ!!!」


ホープ
「・・・・・・遅い!!」




反応速度。筋力。魔力。
身体能力のすべてでシンゲツさんを圧倒している。
その圧倒している分、シンゲツさんは技を出せないでいる。




斬撃(普通)



ブウウウウウウウウウウウウウン!!!!



私がガンブレードを限りない速さで振り回す。
それを最小限度の行動で避けるシンゲツさん。


反撃する隙間を与えずに、後退する私。
そして、後退間際に。




ドギュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン!!!!!




放たれるガンブレードの銃弾。
それを避けることに集中するシンゲツさん。





シンゲツさんに反撃する隙間は与えない。
最初っから徹頭徹尾。最後まで全力でいく。
私の身体が破壊されるのが先か。
あるいは、シンゲツさんが体勢を崩すのが先か。


油断はできない。
シンゲツの技量は甘くない。
私を一刀両断。
もとい、一撃で倒すだけの実力がある。

そのスキを与えたら、私は一発で殺されるだろう。
今のところ、私が全力を出すことでそのスキを回避することができている。









シンゲツ立ち絵02


シンゲツ
「聖剣グラストの欠片の力。。。そして、長年に渡って持ち続けた適合性。
 大した能力だ。流石は才能にあふれたファイターなだけはある。」



ホープ
「それに加えて、シンゲツさんの技も会得してます。
 その点に関しては、本当に感謝してます。」






本当に。
二人の師匠には頭が上がらない。
勇者さんからはこのガンブレードを授かった。
そして、シンゲツさんからは技を授かった。

そのことに関しては感謝してもし足りない。





・・・・・。






・・・・・・・・・。










・・・・・・・・・・・・・・・・・。







そんな恩人を。
私は、シンゲツさんを、斬ることが出来るのか?

戦いに夢中になっていたが。
折しも、私の戦いの基礎となっている人。
そんな人を倒すのではない。
殺すのだ。


そんなことをやっていいのだろうか。
やっていいに決まっている。
世界の指名手配犯。殺して良い道理しかない。
それは分かっている。


分かっているのだが。
それでも私の師匠であるには違いない。
戦いの基礎を教えてくれたのは間違いない。


・・・・そんなシンゲツさんを殺す・・・・。
殺さずにできることはないのだろうか。






ホープ立ち絵01



カチン。



武器を降ろす。
一旦、小休止と言ったところである。



ホープ
「やはりやめませんか・・・。
 ここで静かに余生を過ごしてもいいじゃないですか。

 貴方が殺人を辞めるというのであれば。
 私と残り1か月ぐらいは修行の毎日でいいじゃないですか。」



シンゲツ
「務めを辞めることはできない。」



ホープ
「死ぬ間際になってまで、努める義務などない!!」



シンゲツ
「リース・ガザルベルクの導きに背くわけにはいかない。死ぬまでな。
 知的生命体の数を減らすことがこの星をよりよく導くために必要だと。

 お前が私に戦いのやり方と意味を教えたみたいに。
 私もリース・ガザルベルク導きと教えを頂いたのだ。」






結局、問答になる。
そして、その問答は分かり合えることはない。


最後の死ぬ間際ぐらいは殺しをせずに余生を過ごしてほしい。
それが私の・・・そしてお母さんの願いだった。


だけど、それすらもシンゲツさんは受け入れてくれない。
最後の最後まで。
リース・ガザルベルクの教えに基づいて人を殺す。


それしか考えにない。
殺すことしか考えにないのが見えている。
















ホープ
「・・・・だったら、シンゲツさんを殺すしかない。」



シンゲツ
「言ったはずだし。ルネ殿も了承した内容だ。
 そして、殺されるならホープの手にかかって死にたいものだな。


 だが、私も剣士であり、ファイターだ。
 戦いの中で死にたいと感じているし。
 戦いで死ぬのであれば、奇襲でも本望だ。」














・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!!!!!!


















空気が変わった。
とても変わった。
今までの戦闘の雰囲気とは違う。
何か漆黒の。闇の飲まれるような雰囲気に変わった。





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