ガキイイイイイイイイイイイイイイイイイイイン!!!!!!!!!!
アイアトーネ市本庁で繰り広げられる戦闘。
剣と槍の衝突の音が木霊していた。
一見重厚に見える建築物。
壮美なアンティーク。
それらが二人のエネルギーぶつかり合いで壊れていく。
勇者と龍王の激突をもの語っていた。
アルトフュールネリコ「残り2分。時間がない。」
カレン「そんなことわかっている!!」
残り2分なのはカレンだけ。
マユルにとっては、制限がつかない。
魔法が発動しても、戦闘になんら影響はない。
カレンは残り2分でマユルを倒す必要がある。
隕石の対処を考えれば、1分で片付ける必要がある。
そんな片手間でやるほど難易度が楽なものではない。
相手は将来の竜王を見込まれる少年マユル・パーチェノークである。
焦れば焦るほど、冷静な判断が出来ない。
が、考えるほどの時間もない。
マユル「―――――-ち!!本当にこの女は強い!!」
難しいのはマユルも同じである。
カレンを殺す。
そう活き込んで戦場までやってきたが、ひきつけるだけの戦闘をするだけでやっとである。
聖剣グラストが展開されたことによって、カレンは出し惜しみなくエネルギーを放出している。
そんなカレンと戦闘などやってられる方が異常なのである。
根本的な筋力に差がある。
魔力に差がある。
戦闘技術に差がある。
気迫ですらも勝てるかどうか分からない。
それぐらいなまでにカレンの戦闘意欲は高まっていた。
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