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2017/08/26 (Sat) 4話

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4話





菜月
「怖いんです・・・・・。
 何が怖いか分からないけど・・・・。
 何も分からなくて怖いんです・・・・・・・。」





口からこぼれた。
こぼれたときには、涙も出ていた。
今まで耐えていた恐怖。
それが一気に感情が溢れ出した。



怖かったこと。
不安があったこと。
それが一気に表情として、感情としてこぼれ出た。






聡明
「うん。」



そのときの「うん。」ははっきりと凛としていた。





菜月
「う・・・・・・・
 うああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああん。」











・・・・・・・・。
















・・・・・・・・・・・・・・・・・・。














・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。





















・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
















・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

























泣きはらしたら。
大分、気持ちや気分が落ち着いた。
感情をこぼしだすことで落ち着いたようである。







菜月
「大分、落ち着きました。
 ・・・・あの、本当にありがとうございます。

 ・・・・何時間もいてくださって・・・・。」



聡明
「ああ。いいんだよ。
 酔っぱらいで動けなかっただけだから~~。」




のんびりとした。
だけど、頼りになりそうな声をしている。
少なくとも、悪い人ではない・・・と思う。
悪い人だったら、襲ってくるなりしているだろうし。
2時間も私が泣くのを待ったりしないだろう。





理由の。
酔っぱらっていて、ここに2時間もいたというのは嘘なのか本当なのか。。。
・・・真偽は不明だが。

親切な人なのは分かる。







聡明
「状況を整理しよう。
 僕は篠原 聡明(そうめい)。
 ○○の会社員。
 今日は飲み会で酔いつぶれてここにいる。」



菜月
「私は・・・緒方 菜月です。
 ・・・自分が誰だかわかりません。
 ・・・あの、本当です。」





聡明
「免許証とかは?」



菜月
「ないです。」



聡明
「貴重品も。」


菜月
「ないです。」



聡明
「携帯電話。」


菜月
「ないです。」


聡明
「・・・・中学生時代や小学生の頃の思い出。」



菜月
「何もわかりません・・・・。。。」





聡明
「・・・・・。」



菜月
「・・・・・・・。」



聡明
「・・・・・。」



菜月
「・・・・・・・。」



聡明
「・・・・・。」



菜月
「・・・・・・・。」



聡明
「・・・・・。」



菜月
「・・・・・・・。」




聡明
「・・・・・。」



菜月
「・・・・・・・。」



聡明
「・・・・・。」



菜月
「・・・・・・・。」




聡明
「記憶喪失?」



菜月
「らしい・・・・ですね。」






そうか。
私は記憶喪失なのか。
それが、今、やっと理解できた。


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comment











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おはようございます

自分が誰なのかもわからなくて場所も何をしてたのかも
しようとしているのかも思い出せないと恐怖以外の何者でも
ないですよね。きっと無意識の内に相当歩いたんでしょうね

この男性が変な気を起こさなかったのは今の菜月ちゃんにとって
さぞ一安心できた瞬間でしょうね

2017/08/26 08:02 | 荒ぶるプリン [ 編集 ]


 

以前何かで見たのですが、記憶喪失って
習慣とか言葉とかは忘れることはないんですってね。
忘れるとしたら、人間関係とか、自分が誰だったとか、
そういうことらしく、脳の不思議さを思います。
それはともかく、唐突な記憶喪失はさぞ不安でしょうね!
出だしから惹き込まれる感じで、自分も記憶喪失だったら
こんな感じなんだろうなあって思ってしまいました。
聡明はいい人そうで、恐怖を理解してくれたのが何よりですね。

2017/08/26 09:14 | canaria [ 編集 ]


 

記憶喪失で来るとは思いませんでした。

どうして記憶を失ったのか? 彼女に何があったのか?
そちらも気になりますね。

現れた聡明さん、いい人そうですね。どう展開していくのか楽しみにしております!

2017/08/26 10:55 | 椿 [ 編集 ]


 

こんにちは。自分が記憶喪失になったら、菜月ちゃんと
同じように怖くて不安になるでしょうね。しかも場所は
夜の街…。そんな菜月ちゃんの前に現れた聡明さんは
とても紳士な方で良かったです!一緒にいてくれて
優しい方ですね。

記憶喪失というと…個人的にはefの千尋の13時間の記憶と
PiaキャロGOのあやのシナリオのイメージですが…後者では
記憶喪失の状態から過去の記憶が戻った時、自分が記憶喪失
だった時の記憶が消えてしまう事がある…と知ったので、
もし菜月ちゃんの記憶が戻った時、聡明さんとの事を忘れて
しまったら淋しいな…と勝手に不安になってしまいました。

またアヤメは好きな花の1つで自分のサークル名やキャラの
名前にも使っているのですが、花言葉は今まで知らなくて
勉強になりました!これから物語の中でアヤメが
どう絡むのかも楽しみにしています!!

昨日はコメントありがとでした☆繁忙期の忙しさが
落ち着いた後、是非アニメイト等で気力補充して頂きたいです!
アニメイトへはバスをご利用なんですね~。お酒を飲みながら
ぶらぶらも楽しんで下さいね♪私の記事から、やる気が湧いて
頂け嬉しいです!また他の戦利品も楽しんで頂けると幸いです☆
では読んでくださり、ありがとでした!

2017/08/26 13:05 | 風月時雨 [ 編集 ]


荒ぶるプリン 様へ 

お、新小説の1コメもプリンさん!!
ありがとうございます!!
(゚∀゚)

その辺は想像の産物なんですけど。
実際はどうなんでしょうかね。
分析とかはしてないですけど。
不安や恐怖があると思います。
そこからどういう行動に出るかは個人差があると思いますけど。

聡明さんに出会ったのは何よりも幸福ですね。
(*^^)v

2017/08/26 21:08 | LandM [ 編集 ]


canaria様へ 

小説やドラマでメジャーなのがそっちであって。
実際の脳の機能の障害で、生活自体の記憶喪失もありますよ。
実際にはそっちの方が多いんじゃないかな?
そちらはそちらで大変なので、親とか子どもとかが。。。
まあ、そちらが今回の本題ではないので。
今回はむしろ、ファンタジーやミステリー要素が強いと思います。
どうして、ファンタジーやミステリーなのかは考えてみてください。
(*^^)v

毎度忙しい中コメントありがとうございます。
<m(__)m>

2017/08/26 21:11 | LandM [ 編集 ]


椿 様へ 

ん?私らしくないかな。
もとい、才条 蓮らしくないかな?
うん、それはあるかもしれませんね。
この話は単なる記憶喪失の少女と男性の恋愛話ではないです。
恋愛話は単なるミスリードです。
椿さんならこの話の真実に辿り着くかもしれませんね。
・・・と宿題を送ってみる。

純粋に恋愛話と楽しむべきが吉か。
あるいはミスリードを読み解くのが吉か。。。
その辺は任せます。
(*^^)v

2017/08/26 21:14 | LandM [ 編集 ]


風月時雨 様へ 

まあ、記憶喪失ネタは多いですからね。
古典的な方法を使ってみました。
どうぞ楽しんでください。

記憶が戻ると前の記憶がなくなる件に関しては、
俗説に近いですかね。
いや、ないことはないのですが。
前の記憶が亡くなることに関しては、
どちらかとういうと脳の機能障害による記憶喪失の方が多いですかね。
まあ、それはそれであり得る話なのですが。
そうなると、脳の障害の話になってしまうので、
今回はそういう話ではないです。

・・・とりあえず。
今回の話で、菜月が記憶を失うことはないです。
ご安心くださいませ。
(゚∀゚)


アニメイト・・・。
行きたいなあ。。。
のんびり、ゆったりと食べ歩きしながら、
アニメイトとほんわかしたいなあ。。。
(*´ω`)

2017/08/26 21:19 | LandM [ 編集 ]


はぅー。 

いったい何が?
菜月さんの身に起きたのでしょう?
導入からもう引き込まれましたぁ。
何もわからないのに
そんな危なげなトコに?
聡明さんいい人そうで良かったぁ。
ここからの展開もう
どきどきですね。
続きが楽しみなのですー。

2017/08/27 00:04 | TYPE MM04 [ 編集 ]


 

こんばんは。

記憶喪失のお話ですね。

記憶喪失って、今ひとつ馴染みがないのですが、「自分に記憶があるべき」とか「名前や住所は知っていて当然」とか、その手の概念そのものは残っているのですね。

それでそれが思い出せなかったらショックだろうなあ。

同じ様に(一時的に)記憶にまだらなところがある酔っ払いがその場にいてくれて、話を聞いてくれたのは、ラッキーだったかもしれませんね。

さて、記憶がなくて、何ももっていない彼女こと、どうやって話を進めていくのか、楽しみにしています。

2017/08/27 03:58 | 八少女 夕 [ 編集 ]


 

遂に始まりしまたね~。
目が覚めたら喧騒のある繁華街、
しかも記憶がないと来たら全てが怖く見えますよね(><)
名前しか分からないのも、
知らない男が近くに居続けるのもそれは怖い事だったと思いますが、
相手が悪い人ではなかったは良かったです(´∀`)
ここからどう物語が動いていくのか楽しみですね。

2017/08/27 20:10 | ツバサ [ 編集 ]


TYPE MM04 様へ 

あら。
物語に引き込まれたようで何よりです。
シナリオには自信がなかったので安心しました。
(*´ω`)

これらかもシナリオに惹きこまれるととてもうれしいです。
菜月に何があったかはこれからですね。
また次回もお楽しみください。
この小説の読み方は人それぞれなので。
(*^^)v

2017/08/28 00:40 | LandM [ 編集 ]


八少女 夕 様へ 

ああ、確かにそういう目線もありますね。
記憶喪失の人がどう生きていくか。
そういうのも教えてくれる話だと思います。
実際には。
結論から言うと。
この菜月は記憶が戻らないのですが。
それでも法律的にも戸籍的にも生きていける根拠となる法律があるんですよね。
そこをご覧になると面白いと思います。
視点が色々あって面白いですね。
ありがとうございます!!
(*´ω`)

2017/08/28 00:44 | LandM [ 編集 ]


ツバサ 様へ 

まあ、いつも通りの小説なので。
あまり驚くような内容はないかもしれませんね。
今回は記憶喪失!!
・・・ということなので。
まずは記憶喪失の心境から参りました。
出会った人が良い人だったので良かったですね!!
こっからの物語をお楽しみください。
毎度安定感あるコメント感謝です。
(゚∀゚)

2017/08/28 00:53 | LandM [ 編集 ]


こんばんは^^ 

今回は、記憶喪失の女性の、純愛物語ですね?
それにしてもなぜそこに居るのか?
誰かに連れてこられたのか?
それとも事故に巻き込まれたのか?
記憶を失った原因が、全くわからない所が恐いですね@@
そんな中での出逢い・・・これからどう発展して行くのかが、楽しみです^^

2017/08/29 17:02 | シュタイナー中尉@II号戦車製作中! [ 編集 ]


シュタイナー中尉@II号戦車製作中! 様へ 

とりあえず純愛物語です(笑)。
・・・・多分。きっと。
まあ、純愛劇場が好きでなかったら、
この話は純愛劇場をミスリードにしたミステリーなので、
そっちを解くと面白いかもしれません(笑)。
鋭い疑問コメントありがとうございます。
(*´▽`*)

2017/08/29 20:56 | LandM [ 編集 ]


 

おお!
恋愛ものスタートなんですね♪それも純愛なんですねワクワクです^^

でも状況が最悪記憶喪失で夜の繁華街って・・・・。
そりゃ怖いですよぉ。
凄く疲れているようだから、何か怖いことがあって、それから逃げて、その記憶を忘れたくて気付いたら記憶喪失ってパターンかな?って漠然と思ったんですが、とにかくこの彼の何も言わずにただ待っていてくれた優しさ良いですよね♪
酔ってたからって、何も聞かずにただじっと、彼女の様子を観察して傍にいるなんて中々できませんよ♪
二人の恋愛がどのように進んで行き、無くした記憶の中に、きっと何か事件でもありそうで、考えただけでワクワク妄想が膨らみますが、それが如何いった方向性のものなのかが期待大♪
って、いつもの独断妄想に走りすぎてますね~(爆)
二人の恋愛が、記憶が絡んでどのように運んでいくのか、とても楽しみにしています^^/

2017/08/30 15:05 | 涼音 [ 編集 ]


涼音 様へ 

あ、そういえば、涼音さん向けですね。
この小説。
じっくり純愛小説を楽しんでくださいませ。
(*´▽`*)


ふ。
才条 蓮だって。
やろうと思えば純愛小説を書けるのさ。。。
ってところを見せてやろうと思いまして。
男性は優しい、女性も優しい物語です。
どうか楽しんでいただけたら、と思います。
(゚∀゚)

2017/08/30 21:54 | LandM [ 編集 ]


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作品によっては一人で書いていたり、複数で書いていたりします。
LandMとはその総称です。
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