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2017/09/02 (Sat) 3話

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3話






・・・・。





・・・・・・・・・・・。











・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。














コワイ。


怖い。



怖い怖い怖い怖い怖い怖い。









コワイ!!!!



怖い!!!!!!!!!












ガバ!!!!









菜月
「はあ・・・・・・はあ・・・・・・・・。」






まだ夜中。
起きた・・・・・・。

・・・・ここは・・・・ホテル。
聡明さんは・・・・となりのベッドで寝ている。











・・・・・・どうしたのだろうか?



ものすごい恐怖に襲われた。
ただ眠っていただけなのだが。
それでも恐ろしいまでの恐怖が私を襲った。

何かのトラウマ?
記憶の揺さぶり?
人格の否定?



そんな言葉浮かぶような、何か怖い体験をした気分である。
気分というか、夢で出てきたような気がする。


気がするだけであって、本当にそうではないのだが。















菜月
「・・・・・・・はあ。お風呂でも入ろうか。」





そういえば。
まだ入浴をしていない。
疲れ切っていたので、寝るのを最優先にした結果である。




お風呂に入って、気分転換でもした方がいいかもしれない。
・・・というか、そうしよう。








聡明さんが寝ているのが気がかりだが。
起こしても悪いような気がする。



覗かれたり・・・襲われたり・・・・・。
・・・とかは、もう考えるだけ聡明さんを侮辱するだけだ。




善意で記憶喪失の女性を拾って、ホテルまで用意してくれたのだ。
ここで何か襲われるとか考えるだけ杞憂だ。



それに聡明さん以外信じる人は私には今はいない。









産まれたばかりのヒナドリのように。
擦り込みされたように、初めて会った人を親に思う。
そんな親しささえ生まれている。
それが今の私にとっての聡明さんだった。












・・・・・・・・・・・・お風呂に入ろう。















・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


















・・・・・・・・・・・・・・・・・。



















・・・・・・・・・。

















菜月
「何コレ・・・・・・・。」





自分の肢体。
自分の身体。
アザや暴力を受けた痕跡がかなり残っていた。
残っていたというか傷痕のようになっている。


自分の身体がいかに暴力を受けていたか。
それがよく分かる肢体になっていた。






・・・・・今まで疲れがひどくて気づかなかったが。
服も長袖だったので気づかなかった。










これが怖かった正体・・・・の一つだろう。



言葉では形容できない恐怖。
言いようのない恐怖。


それは暴力によって、植え付けられたものであることを実感した。



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