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2017/09/09 (Sat) 1話

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1話






聡明
「・・・・・きさん。

 ……菜月さん。」


菜月
「・・・・・う・・・・うん。
 ・・・・・・・・うわああああああああああ!!!!」






ゴテン。



ベッドから落ちてしまった。
ちょっと痛いが大したことはない。






菜月
「ああああああああああ・・・・ごめんなさい。
 一緒に寝てしまって・・・その・・・・。
  
 ・・・・ボク、一人で寝るのが凄く怖くて・・・。」




聡明
「ああ・・・・そうかい。
 僕もびっくりしたけど、役得としておくよ。」





笑顔。
聡明さんの笑顔が優しい。
博愛主義なのか、楽観的なのか。
何にしても、何よりも聡明さんの笑顔は眩しかった。








聡明
「さて、ご飯を食べて、警察に行こうか。」



菜月
「・・・・・・・・・・。」






そういう話になる。
このままいれない。
聡明さんと一緒の安楽の時間は少ししかない。
・・・それは仕方ない。

聡明さんだって、暇ではないだろう。
用事だってあるだろうし、仕事だってある。






聡明
「怖い?」



菜月
「・・・・正直な話、怖いです。」




聡明
「何が?」



菜月
「・・・・自分を知るのが怖いです。
 実は・・・・・。」






虐待の痕跡を聡明さんにも見せた。
聡明さんは驚くことはせず、真剣な目をして・・・・・・。





聡明
「そう。」




・・・・と一言だけ言った。

その後、しばらく目を閉じた・・・・・・・・・・。








そして、少しの間目を閉じた。






・・・・・。






・・・・・・・・・・。











・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。















聡明
「こうなったのも何かの縁だろう。
 一蓮托生。一期一会。
 
 菜月を守るために僕も全力を尽くす。
 だから、できるだけ安心してほしい。」



菜月
「聡明さん。。。。」







ぼろぼろ。






涙が出てくる。
嬉しい。。。。。。
率直に嬉しい。。。。。


誰も、何も信用できない、怖い世界で、聡明さんだけが光輝いていた。



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