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2017/10/14 (Sat) 4話

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4話






卓也
「それじゃ、俺の家にあるお前の私物を渡すよ。。。」


菜月
「え・・・・けど。」



卓也
「俺が持っていても仕方ない。
 捨てるなり処分するのは任せるから。

 色々アルバムとか思い出の品もある。
 記憶を取り戻すのに役に立つかもしれない。」



菜月
「ありがとう・・・・ございます。」





素直に感謝してもいいのか。
ちょっと微妙であった。

思い出の品があるのは悪いことではない。
アルバムとかもあるのであれば、記憶を取り戻すきっかけにもなるだろう。


だけど、記憶を揺さぶるものがあるという恐怖もある。
卓也さんは処分してもいい・・・という話をしていたが。。。。


しかし、折しもボクの思い出である。
捨てるのも忍びない。





聡明
「『緒方 皐月』さんの実家もわかりますか?」


卓也
「知っている。行方不明になってから、電話をしていたから。
 多分、今も捜索しているんじゃないか?」



聡明
「なるべく早めに電話をします。ご両親には。」


卓也
「ああ、そうしてくれ。」



色々の手筈を踏んでくれている聡明さん。
そのあたりは安心して光景をみていた。






・・・・・・けど。
ボクの両親か。。。。






両親と出会っても、ボクは記憶を取り戻すことはできないのだろうか?









・・・・そんな不安が生まれた。

それはそれで、ボクは欠陥なのではないか。
そう思う自分がそこにいた。




記憶喪失も程がある。
・・・と思うのだが。
そういう病気なので仕方ないのだが。




一般的には戻るはずの記憶だが。
戻らない例外もある。


・・・・その例外に自分が当たっているのだろうか。





元の彼氏と会っても思い出せない。
思い出の品を見ても思い出せない。
両親と会っても思い出せない。



もし、そういう事態になったら・・・・・。
ボクはどうなるのだろうか・・・・・・・。










それでも聡明さんは傍にいてくれる。
それは確かだ。
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