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2017/10/21 (Sat) 1話

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1話






聡明
「ええ、はい。はい。身体的には大丈夫なのですが。
 幾分、記憶が戻っていない状態でして。。。


 はい。はい。
 こちらで健やかに過ごしております。
 大丈夫です。」



聡明さんが、ボクの両親と話をしている。
とりあえず、ボクを探していた両親を安心させるための電話である。



聡明さんは事なかれで電話をかけ、そして、両親との交友を続けている。
ボクは両親の電話に出れないでいる。









・・・・・・・・・怖いのだ。








両親の声を聴いても思い出せない・・・という事実を突きつけられるのが。
そのために電話には出る勇気がなかった。








ピ。








聡明
「とりあえず、近日中にはこちらに来ると言っているよ。
 ・・・・どうする。」



菜月
「会う勇気は・・・未だにないよ。ボクは・・・。」



聡明
「最近、菜月の元気もない。
 記憶喪失には精神症状も伴うから元気が出ていない。

 やっぱり、昔の記憶を知っている人に会っても
 思い出せないことのストレスが強くでている。」




菜月
「・・・・・・・・・・うん。」






最近は元気が出ない。
自分にとって、ストレスになることが多い。
元彼氏の出会い。
思い出の品。
そういうのを通しても記憶が取り戻せないストレス。

・・・・次第に活力がなくなっていった。
疲労と倦怠感が占めるようになった。






思い悩む時間も増えた。
次第に涙腺も緩いときが増えた。







・・・・・・・・・・・・・・なんで、ボクは記憶を取り戻せないのだろうか?









色々な人に申し訳ないと思っている。

聡明さんに対しても。
元彼氏に大しても。
今さっき電話があった実の両親にも。






聡明
「とりあえず、山縣先生のところに行こう。
 どうするかは決めることができるから。」


菜月
「うん。。。。。」




山縣先生。
今まで味方になってくれたが、どうすればいいのか。
その道筋を明らかにしてくれるかもしれない。




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