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2017/10/21 (Sat) 2話

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2話





山縣
「思い出せないのは仕方ないだろう。
 そういう病気なんだ。

 そうふんぞり返るしかないだろう。」



菜月
「・・・・・ですよね。」




自分は病気。
だから仕方ない。
ふんぞり返っても仕方ないような気がするが。
でも病気なものは仕方ない。


そういう精神も大切ということだろうか。





山縣
「なんなら抗不安薬を一つぐらい処方するが。
 最近ストレス過多だろう。

 ゆっくり休むことが寛容だ。」



菜月
「両親も来られるみたいなので、休むこともできないくて。
 それに両親が来るのも怖くて・・・。」



山縣
「難儀だな・・・・。
 あらかじめ、両親に私から説明しておこう。

 過度に記憶を揺さぶるようなことは
 かえって、体調を崩すことになると。。。」



菜月
「ありがとうございます。」




山縣先生から両親に説明があれば、多少は両親の干渉も減るだろう。
それはボクにとっても楽なことになる。


気を遣うことが多い。
そして、記憶が取り戻せないことのもどかしさを感じることが多い。








自分の身元が分かっても。
自分の記憶が戻らないと意味がないじゃないか。。。。



・・・ということになる。









山縣
「仕方ない。当面の両親との接触は禁止するよう説明しよう。
 両親が納得するかどうかわからないが。

 このままパニック状態になって、状態が余計に悪化しても適わん。



菜月
「申し訳ありません。」



山縣
「何。優先するのは患者の安全だ。
 この場合は両親に会わない方が適切だと判断した。」


菜月
「はい。。。。。。」








ボクの記憶喪失は思った以上に深刻だ。

・・・そのせいで今はストレスになっている。
これ以上悪化させないためにも、両親との接触は避けるべき。


そう判断してくれた山縣先生の判断は正しい。
・・・少なくとも、ボクにとっては。












山縣
「・・・・ふむ。だが細工した部屋がある。
 そこから両親を見るだけならできるぞ。」



菜月
「・・・・・・・え?」

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