2017・11
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2017/11/11 (Sat) 3話

落合教授
3話








落合
「や~~~や~~~や~~~~。
 愛楽くん。よく来たね。」



愛楽
「よう。ハゲオヤジ。
 救急医療部に行ってからは初めてだな。

 久しぶりだ。」






落合院長。
この赤い十字架の院長をやっているのがこの人。
私は「ハゲオヤジ」と呼んでいる。


落合院長とは縁がある。
私の指導医師をやってくれたのはこの人。
医師としての基本的なことを教えてくれたのはこの人だ。
その通り。
この人は腕はかなり良かった。
教え方も天才的だった。
はっきり言って。
私と同じぐらい天才的だった。
「だった。」・・・というわけであって。
今は違う。
歳を取ったのか。
手術のすべてを私に任せるようになった。
・・・・・単なる面倒になっただけなのかもしれないが。






この病院の不文律。
院長の手術は私がやっている。



・・・・というものは。
後天的に産まれたものである。






最初はハゲオヤジは院長ですらなかった。
単なる一介の指導医師だった。
それが選挙の結果院長になったのだから、それなりの人望と腕もあった。
理念もあった。
私もその理念と腕に激しく共感して。
ハゲオヤジと同じ道を進んだ。
私とハゲオヤジは一蓮托生。





ちなみに。
インテリーダー御堂は現在副院長の派閥。
要するに負け組の派閥に属している。
なので、インテリーダーの扱いはかなりひどい。
私もアレの扱いは酷いが病院も酷い。







愛楽
「なんか妖怪(用かい)?」



落合
「またまたまたま~~~~~~~~~。
 ボクが呼ぶとしたら替え玉手術しかないじゃん~~~~~。」




愛楽
「話が早いな。。。」




落合
「いやあ。手術室もキミがいなくなってからたるんでいるかな~~。
 ・・・ということもあるので、キミを呼んだのがあったんだよ。」








私は。
最初は手術室にいたんだよな~~。
ひたすらオペをする時代。
それで技術を磨いた。
毎日毎日手術手術・・・。
そこで私は腕一本で地位と金をえることができた。
それぐらいに腕の勝負。
それがオペ室だった。





そのため。
オペ室は私とハゲジジイの信奉者が多い。
これまたハゲジジイが院長に選ばれた理由として大きい。
「実力重視。人間力はどっちでもいい。
 この病院は人を救うためにある。」



その理念のもとに集った集団がオペ室であった。
夢もあった、
希望もあった。
信頼もあった。
・・・・・・それがオペ室の昔だったのだが。



今は時代が変わった。
ハゲジジイが院長になってからたるんだのか。。。
そこからどうなったのか。
私もハゲジジイも知らない。
私は救急医療部に去り。
ハゲジジイは院長になった。







まあ、時代が流れるともに質も変わるものだが。
だが、医療の質は変わってはいけない。
特に、私やハゲジジイがいる間には。
この病院は人間として最低でも、人を救う。
その理念のもとにやっているのだ。
その最前線ともいえる手術室がたるんでは話にならない。



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