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2018/04/14 (Sat) 11話(11月7日2時 クロン)

カジノ_夜
11話(11月7日2時 クロン)






カチン。





フーーーーーーーーーーーーーー。





・・・・。




・・・・・・・・・。






・・・・・・・・・・・・・・・・。






クロン立ち絵02


やはり。
一息ついたときの煙草は旨いな。。。
こういうなんだ。
ダークーヒーローの悦に入った私は楽しいな。
なんだ、達成感があるのだ。
魔王としての達成感とでもいうのだろうか。



今まで。
もとい、最近は政治家としての魔王しか見せていないので。
堅苦しい魔王が多かったのだが。

こういう。
マフィアとしての魔王の姿を見せるとフラストレーションを発散できるな。






コリーネ
「少し安心します。」


クロン
「何がだ。」


コリーネ
「魔王様がここにいて頂けるだけで。」

クロン
「飾りにしかならんぞ。」




・・・。



・・・・・・・・。





確かに。
随分と懐かしい光景ではあるな。


5年前のここの紛争でも寄ったが。
だが、そのときはちょっと限定的だったし。
そもそも大規模な戦いでもなかった。
それに海外マフィアの問題もなかったので。
そこまでこのカジノを使うこともなかったのだが。



今回はここを使用させてもらっている。
私の拠点・・・の一つではあるからな。

もっとも、政治家としての魔王ではここは使ってはいけない部類にはなるのだが。
まあ、その辺はどうでもいいだろう。




ここを本格的に拠点として使用したのは・・・いつ振りだ?




クロノス自治区をまとめて、数か月後。
クロノス自治区の国境付近の防衛をするために私が来た時だから。。。
10年ぐらい前か。。。


・・・随分と前だな。




そういえば。
表向きの国防とは並行して。
アンダーグランドの防衛も必要ということで。
コリーネを利用したんだった。


徐々に思い出したぞ。






コリーネ
「どうしたの?」


クロン
「お前と会った時のことを思い出したんだ。」


コリーネ
「ああ・・・その時は私はみすぼらしい少女だったわね。。。」


クロン
「この町・・・ライサ街で一番偉くなりたいって願ったな。」






コリーネは行き倒れしていた。
いわゆる、餓死の状態だった。
彼女は死んだ状態で願ったこと。
それはこの町で偉くなって、見返したい。



・・・・・それを私が復活させて、活動させているのだ。
もっとも、コリーネの願いでもあったわけだが。






魔王の愛人契約。
死んだ淵に願ったことを叶えることを契約に、死者をよみがえらせる魔法。
死者をよみがえらせると言っても、もう死にかけを蘇らせるだけであって。
完全なる死者を蘇らせることができるわけでもない。




復活した愛人は、魔王の意図と願いのもとに行動する。
愛人の行動は魔王は全て把握する形となり。
愛人も間接的に魔王の知識と能力が付則することとなる。

それが本来の愛人契約システムである。






それを逆転させたのが私であるのだが。




今回の具体例を挙げるならな。




私は死の淵にいたコリーネを愛人契約システムで復活させた。
そのために使ったのが前略よろしく輸血の魔法である。
本来ならコリーネは私の言う通り動く僕(しもべ)となる予定だったのだが。
私がそれを良しとしないためにシステムを逆転させた。
要するに、コリーネの意思に動くのが魔王。
・・・ということになる。

今回の顛末を話しするなら。
コリーネは海外マフィアの暴力に苦しんでいた。
それで治世が乱れるのを悲しんでいた。
コリーネの願いはライサ市のアンダーグランドの安定。
その願いと意思を汲み取って魔王が動いた。


・・・というのがシステム上の顛末である。






そもそも。
コリーネの願いはライサ市で偉い人になること。
それならば、市長ということもあり得たのだが。
あまりにもそれは無理というか、コリーネの才覚とは一致しなかったので。
裏社会の王様ということで偉い位置にふんぞり返ってもらった。
その方がコリーネの向きでもあるからな。。。








・・・・とまあ。
愛人がいて。
その愛人の願いを叶えるのが魔王。
それが魔王の愛人システム・・・となっているのが今の現状である。
その愛人は幾重にもいて、それが複雑に絡み合って、今の政治が成り立っているのである。
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