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2018/04/14 (Sat) 13話(11月7日2時 クロン)

クロン立ち絵01

13話(11月7日2時 クロン)





コリーネ
「何はともあれ。
 私をここまで成り上がりさせて頂き、恐悦至極に存じます。」

クロン
「成り上がったのはお前の力だ。
 私は助力をしただけの話だ。」



実際に。
私がしたことはあまり多くない。


要するに、下地を準備しただけだ。
私の財力と。
物理的に力の提供をしただけである。


まあ、カネと人。
そして、魔王の愛人という威光があれば。
大体のことは成功してしまうのが常なのだが。


いざと言うときには、私が自らテコ入れもした。
強力なマフィアがいるときは私が潰したし。
金や人がいるときは私の手引きで回した。



要するに準備は完全に私が行い。
それを実行したのはコリーネということではあるのだが。






利害の一致。
・・・・ということはある。


ちょうど私はアンダーグランドのコントロールをしたかったし。
コリーネは誰よりも偉くなることを願っていた。


そこのタイミングが良かった。
・・・というのは否定はできない。







それにしても。
土壌が良ければいい・・・というわけでもない。


土を良くして。
水をやって。
肥料を良くしても。

種や芽が腐ってしまうことはある。



それと同じように。

魔王の威光。
そして、金と人。
それらがそろっていても失敗するときはある。




コリーネが成功したの。
コリーネの才能と努力のものである。
それは事実であるし、認めている。






・・・・。





・・・・・・・・。






・・・・・・・・・・・・・・。






カジノ_夜


そういえば。
このカジノはまだ使っているんだな。
確かに模様替えはしているが。
あまり変わっていない。
ちょっとレトロな雰囲気を持つカジノであるのは変わりない。



クロン
「そういえば。このカジノはまだ使用しているのだが。
 もうセイフハウスや拠点としての価値はあまりないだろう。


 他のマフィアにもこの場所がどういう場所は知られているだろうし。」


コリーネ
「我らは魔王の威光でこのカジノを経営している。
 闊歩する理由はあれど、隠れる理由はありません。」


クロン
「拠点を移動しながら、カモフラージュする必要もない。
 ・・・ということか。ちょっと前代的ではあるがな。」


コリーネ
「逃げる理由はなく、ただ立ち向かうのみ。
 それが魔王の威光を持つマフィアの役目です。」




随分と偉くなったもんだ。
コリーネも。そして、私もだが。



私は魔王として、クロノス自治区を治めていて。
コリーネはライサ街のアンダーグランドを治めている。






カチン。



フーーーーーーーーーーーーーーー。






10年。
その歳月は私もコリーネも立場を変えたな。
人柄が変わるにも十分な時期ではある。





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