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2018/05/26 (Sat) 20話(11月10日14時 クロン)

ホルン森800昼

20話(11月10日14時 クロン)






クロン
「攻略地はカミラ駐屯地。
 大義名分は国際指名手配犯シンゲツ・トヴァの捕縛にある。」



クロノス自治区兵士
「シンゲツは間違いなくカミラ駐屯所に?」



クロン
「魔王の采配だ。間違いはない。」


クロノス自治区兵士
「それはなにより心強い。」






あれから小一時間。
ライサ市の市長に頼んで、防衛に影響が出ない程度の兵士を駆り出してもらった。
総勢で20人。
一部隊としては十分な数だ。

少ないと思うかもしれないが。
ファンタジーでは量より質なのである。
強い兵士が20人もいれば、駐屯所の一つや二つ。
魔王の采配があれば、一都市だって占拠はできる。
そういう世界がファンタジーのグッゲンハイムの世界である。


そのため、20人は多いぐらいである。




クロン立ち絵02



クロン
「魔王の采配によって、
 カミラ駐屯所の兵士はほとんど魔王の催眠の魔法にかかっている。
 攻略は簡単なはずだ。

 シンゲツ・トヴァの捕縛に関しては私が行う。
 キミたちには駐屯所そのものの制圧をお願いしたい。」


クロノス自治区兵士
「は!!」






・・・・これで人数的な問題は大丈夫だろう。
20人もいれば、駐屯所の制圧は簡単である。

カミラ駐屯所の兵士はシンゲツ以外は催眠の魔法をかけてある。
攻略はたやすいはずである。



問題はシンゲツ・トヴァを殺せるかどうか。
殺せるかどうか、あるいは捕縛できるかどうかにかかっている。
むしろ、それが勝敗の基準となる。。。




20人程度である。
私がシンゲツに負けるようなことがあれば。
クロノス自治区兵士の20人も殺されると道義である。
・・・失敗することは許されないな。










・・・・できれば、このような不確かな方法は採用したくないのが個人的な意見ではあるのだが。
だが、しなければならない状況でもある。



シンゲツ・トヴァは国際指名手配犯である。
逃亡もする極悪犯罪人。
そして、あのリース・ガザルベルクの遺志を受け継ぎ。
ガザルベルクの殺戮兵器を召喚する人物である。


あのような人物を一時たりとも生かしておくわけにはいかない。





そのためには無理をしないといけない時もある。
・・・ということではあるのだが。





ホープ
「魔王さ~~ん。」


クロン
「なんだ?ホープ。」


ホープ
「何気に駐屯所の兵士は催眠をかけたって言ってましたけど。
 ものすごい高度なことをやったんじゃないんですかあ?」


クロン
「多分、それだけの規模の催眠をかけられる魔法使いは世界に5人もいないな。」



ホープ
「卑怯~~~。というか。
 どうしてそこまでの力を持ちながら、戦いを仕掛けなかったんですか?」


クロン
「私は戦争をしたい馬鹿ではない。世界征服に興味はないのだ。」






確かに私は力がある。
カミラ駐屯所の兵士を全て催眠にする。
その気になれば、この力だけでシュライン兵士と互角で渡り合うこともできるだろうし。
大きな戦争。そして、領土拡大を大きくできることだろう。


・・・しかし、それが何になる。
戦争を仕掛けたところで、沢山の人が死ぬだけであり。
多くの無辜なる命が消えていくだけである。
そして、魔王を恨む人が増えるだけだ。

・・・そんな面倒くさいことをしたくない。







・・・・という戦争の虚しさを説明したいのだが。
あまり、子どもにそれを説明しても理解できるかどうかは微妙なので。

そういう戦争の辛さ。
悲惨さは現場で知るのが良い。




クロン立ち絵03


クロン
「現場に行けば分かる。戦場の悲惨さがな。
 それで戦争を仕掛けない意味が理解できるはずだ。」



ホープ
「・・・・・・・・へえ。」





ホープはまだ12歳だったか。
勇者とともに戦闘訓練を受けている。
自分の力を試したい年頃だろうし。
英雄に憧れる年齢だろう。
私や勇者に憧れる年齢であるだろうから。
そこの部分の疑問は真っ当なのだろう。






・・・・いずれ分かる。
闘うことがどれだけ愚かで
どれだけ悲惨かということが。




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comment











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おはようございます

なんでしょうね、緊迫のあるはずなのに家族そろって
(シェクスピアさんもいるけども)戦場に赴くことになるとは

ホープ君のたまに子供らしい言い方がまだまだ
かわいいな~っと思いました♪
未知数で才能も素質もピカイチで期待もあるけどそれ以上に戦場での経験が不足してますからね心配になるのも当然ですね><

まだホープ君には戦争の厳しさも悲惨さも
身をもっての経験がないですからね
ただ今回は身をもって知るでしょうね

2018/05/26 08:07 | 荒ぶるプリン [ 編集 ]


荒ぶるプリン 様へ 

そうなんですよね。
決戦に向かうのに家族で向かうという。。。
なんていうか。。。緊迫感がないというか。。。
成り行きでこうなりました。
こういう決戦にするつもりはなかったのです。
( 一一)

ホープは色々な意味で若いというか。
そういうところを出しています。
感情とか無自覚とかそういう部分を全面に出しているキャラクターです。
こういうキャラクターを出すことで
作品自体が若返って良いなあ。。。と思ってます。

戦争の悲惨さとかはなかなか伝わりにくいですからね。
私も戦後生まれですし、戦争とは無縁で暮らしてきました。
どこまで表現できるか努力しています。

毎度マッハなコメント感謝!!!
(-ω-)/

2018/05/26 18:17 | LandM [ 編集 ]


 

こんばんは。魔王様のヘビースモーカーっぷりに
健康に悪そう、と言ったり、逃げてもいい、と言われて
またまたまたまたまたま~と返したり、勇者と仲がいい
のか、と聞かれた時の反応、そして催眠魔法の事を聞いて
卑怯~~~と言っちゃうホープ君には、なんだか
笑っちゃいましたね。父息子の会話、楽しませて頂きました!

戦う事を決意したホープ君、かっこいいです♪
送り出すルネさんの芯の強さも改めて感じました。
これからきっと、闘う事がどれだけ愚かでどれだけ
悲惨かということか…目の当たりにするのでしょうね…。
心配する気持ちもありますが、続き心待ちにしています!

昨日はコメントありがとでした☆
お上手な方の作品を見ていると、こういう絵が
私にも描けたら…と思います。LandM様には
LandM様にしか書けない物語をこれからも紡いで
頂きたいなぁと思います!LandM様はもう1年位前から
超計画的更新!素晴らしいです。来年こそ!…と
気負わず、お気になさらずで大丈夫ですよ~!
では読んでくださり、ありがとでした♪

2018/05/26 18:49 | 風月時雨 [ 編集 ]


 

そうですね、まだ12歳なんですねホープくん。
まずは自分の力を試したいとか、自分の想いをシンゲツさんに向けたいとかそっちの方が先に来てしまう年頃でしょうね。

クロンさんとシンゲツさんの戦いと、ホープくんとシンゲツさんの戦いは、同じ場所同じ時間に行われても全く別物なのだろうなあ……と思ったりして、先がますます楽しみです。
次の更新もお待ちしております。

2018/05/26 18:53 | 椿 [ 編集 ]


 

今回は家族総出での出撃となりますが、
これもこの世界だからこそ、
そういう成り行きになるんでしょうね。
シンゲツを生かしておけば、
まだまだ人死が出るでしょうしどこで倒せるかが鍵ですが、
相手も手練れなだけにどこまで通用するのか見ものですね。
どんな決着がつくのか気になります。

2018/05/26 22:47 | ツバサ [ 編集 ]


 

おはようございます(´▽`)

あーいよいよですね。
自らの死期を悟り、一人でも多くの人間を道連れにしようとするシンゲツ。
個人的には「機動戦士ガンダムSEED」のラウ・ル・クルーゼを連想しました。
しかしあちらは人類全体に対する逆恨み、
シンゲツの場合はリース・カザルベルクへの信仰心(?)からと動機は全く異なりますが。

ホープ君は何歳なんだろうと思っていたら最後に書いてありました。
ありがとうございます(=^0^=)

2018/05/27 06:45 | らす [ 編集 ]


こんにちは^^ 

結局、家族総出での戦闘になりますねぇ^^

ルネさんは後方とは言えヒーリング役・・・と言う事で、これでホープ君=アタッカー、クロン=魔法使い、ルネ=ヒーラーという、パーティーの定石完成ですね^^
シェクスピアも戦闘に加わるのかはわかりませんが、加われば得意のリボルバーで、やはりアタッカー役ですかねぇ?

この戦闘で、大きく成長するホープ君を、期待しています^^
メインの師匠は勇者だったとは言え、シンゲツもまたホープ君の師匠の一人。
シンゲツを超えられることを、祈ります^^

2018/05/27 16:33 | ロベルタ中尉@ジオン公国 [ 編集 ]


風月時雨 様へ 

まあ、確かにあまり接点がないんですよね。
この二人は。
私の中でも二人が合わさりあうことは稀。
・・・ということにしてます。
それだけ行動軸が違うので。
立場も違いますからね。
魔王の息子というところも片鱗としてはあるんだけど、
魔王とは接点がない。。。って感じですね。


戦うことを決めたホープ!!
これに向けてどうするのか!!??
待て!!次回!!・・・ですね。
また来週もよろしくお願いします。
来年こそはプレゼント・・・頑張る・・・。

2018/05/27 18:16 | LandM [ 編集 ]


椿 様へ 

年齢的なものも性格として組み込んでます。
まあ、それ以外の本質的なものもありますけど。
この戦いが終わるころにはまた一歩成長していると思います。

ああ、良い指摘ですね。
魔王とホープは本質的に立場や視点が違います。
なので、見ている結果も全く違うものになっております。
視点の違いをみせることができたらよいなあと思っていたのでうれしいです。
また来週もよろしくです。
(*ノωノ)


2018/05/27 18:19 | LandM [ 編集 ]


ツバサ 様へ 

確かに。
地球の今の世界ではありえない光景ですね(笑)。
家族で平和に立ち向かう!!
・・・・なんかシュールだな。。。
( 一一)

さて。
どんな決着になりますかね。。。
来週もよろしくお願いします。
('◇')ゞ

2018/05/27 18:22 | LandM [ 編集 ]


らす 様へ 

ああ、さすが、らすさんですね。
シンゲツのモデルはラウ・ル・クルーゼです。
思想とか性格とかもろもろ変えてますけど、
本質的には彼をモデルにして設計しました。
動機が言われる通り違いますが。。。

ガンダムのキャラクターをモデルにしている人は多いので、考えてみると面白いと思います。
(-ω-)/

2018/05/27 18:26 | LandM [ 編集 ]


ロベルタ中尉@ジオン公国 様へ 

確かにメンバー的には適当ですね。定石の出来上がりです。
こういうのも設定上は考えてますからね。
シェクスピアは・・・・どうだろう・・・戦闘に参加しないじゃないかな。
ただアタッカーであることは確かですね。

ホープは師匠を超えることはできるのか!!??
また次回!!
(-ω-)/

2018/05/27 18:36 | LandM [ 編集 ]


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2018/05/28 00:32 | [ 編集 ]


 

ちまちま読んでてようやく追いつきました……!

なんかこの緊迫感が少し足りていない家族総出の出撃を見ていると、魔王と勇者が世界を救うときのサツキみたいな、なんかそういうユルい懐かしさを思い出しました……(笑)
ホープくんの立場は否応なしに魔王と勇者の新しい縁を作りだしそうですね。互いに色々思うところはありそうですが。
しかし、ひとまずそれもシンゲツとの決着がつかない限りは難しいですよね。

ホープくんには少年漫画の主人公ばりに難関を潜り抜けた成長を楽しみにしております。グッゲンハイムにはこれまでこういう成長枠の子があまりいなかったので彼が出てくると面白いですね。

2018/05/28 10:26 | 有里馨 [ 編集 ]


おぉ。 

もう魔王様と普通に会話してる。
ホープ君すご~い。
さっすが魔王様のご子息で
勇者様の弟子ですよねー。
でもいったい勇者様は
どんな修行を?ガクブル…
そしてさらにシンゲツさんからも
ある意味ホープ君最強かも?
なんかちょっと家族の団らん?
嵐の前の静けさ次がわくわくです。
クルーゼさん?あーなんとなくー。
え?他にもガンダムキャラが?
ちょっと探して見ますー。

2018/05/28 12:55 | TYPE MM04 [ 編集 ]


荒ぶるプリン 様へ 

おおおおおおおお!!!!!
プリン様から絵をもらったああああ!!!
もうすぐ連載が一区切りつきますので。
そのときにまた改めて掲載させていただきます!
今回の絵誠感謝です!!!!!
(*ノωノ)

本当にありがとうございます!!!!!!!!!!!!!
大感謝です!!!

2018/05/28 23:19 | LandM [ 編集 ]


有里馨 様へ 

微妙に緊張感が足りてない状況もグッゲンハイムの世界のお約束です(笑)。
そもそもホープ自身がどちらかというとコメディキャラクターなので。
その辺が緩衝材になってます。
・・・でないと、グッゲンハイムらしさがでないですからね。
色々な意味で。

確かに成長枠の人はあんまりいないですからね。
特に魔王が主人公の場合は。
成熟している人が主人公ですし。
・・・でないと、生き残れない殺伐とした世界観ですからね。

まあ、またぼつぼつ読み続けてくださいませ。
リフレッシュを大切に!!
(∩´∀`)∩

2018/05/28 23:23 | LandM [ 編集 ]


TYPE MM04 様へ 

勇者自体はあんまり訓練に関与してないです。
数日教えただけです。
・・・まあ、その数日がホープの運命を変えるぐらい鮮烈だったんでしょうけど。
それぐらい勇者はインパクトが大きいので。

シンゲツしかり。
ガンダムキャラクターをモデルにしたキャラクターは多いですよ。
もっとも、そこから人生観とか性格を変えてますので。
もはや原型がなくなってしまうこともありますので、わかりにくいのもあります。
片鱗はあると思いますけどね。
ガンダムは大体全作品見てますので。
研究材料の一つです。
資料も多いですからね。
毎度、的確なコメントありがとうございます。
(-ω-)/

2018/05/28 23:31 | LandM [ 編集 ]


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