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2018/07/14 (Sat) 26話(回想 シンゲツ)

仕事絵空(夜)

26話(回想 シンゲツ)









シンゲツ
「要するに。
 その薬を注入すれば。
 貴女様は復活される。
 リース・ガザルベルクは復活されるという認識でしょうか?」



リース
「正確にはクローンだけど。
 まあ、魂はまだ存在しているから?
 化身って言い方が正しいのかもしれないけど。」







リース・ガザルベルク。
彼女のコンタクトは非常に難しい。
まあ、心霊・・・俗っぽい言い方をすれば幽霊なんだから仕方ない。
どこをふらふらしているかはわからないし。
本人も把握していない部分もある。
誰に味方して。
誰を敵にしているのか。
それすらも曖昧である。
当たり前か。
リース女史が亡くなってから300年。
世界に未練はあっても。
敵味方の判別はないのかもしれない。






リース
「けど。良いのかしら?
 シンゲツ・トヴァ。
 それを注入すると。
 貴方の体は朽ちることになって、私が存在することになる。
 魂も抜け落ちる。
 平たく言えば、貴方は死ぬわ。」



シンゲツ
「もとより。ここまで生きてこれたのが僥倖。
 あとは、リース・ガザルベルクの供物となりましょう。」






原理的なことはよくわからないが。
その薬品を手に入れることができれば。
リース・ガザルベルクは復活することができる。
だが、自分の体と魂・・・要するにシンゲツ・トヴァは死ぬ。
・・・ということになる。




色々。
クローンだとか、遺伝子とか、DNAとか。
テロメアとか。
そういう難しい話は聞いたが。

さっぱりと。
1割も理解できなかった。
相当に難しい。
いわゆる化学という分野・科学という分野の話であったので。
ほぼ理解できなかったに等しい。
そういうのは学者でないと理解できない。
だが、現在の学者であっても理解できない話かもしれない。






リースイラスト


リース
「もとより。
 余興としては十分か。。。。」



シンゲツ
「・・・・??」



リース
「まあいいわ。復活してもあまり長生きでないだろうし。
 もろもろの問題点はあるだろうけど。
 色々やり残した点もあるから。
 その点に関して、補修をしましょう。」



シンゲツ
「それでは復活される意思があるということで・・・・!!!」







実は。
一番難産だったのは、復活する意思があるかどうかの問題だった。
どうにも300年ぐらい浮遊していた関係なのか。
あまり世界に頓着がない様子が伺えれた。
そして、たぶん、復活してもなにも変わらない。
・・・というリース・ガザルベルク様の予測もあった。
その関係で。
復活するのは避けていた・・・嫌っていた。
・・・そんな様子があったのだが。




身体が復活しても。
魂が固着しなければ意味がない。
身体と魂。
両方が存在しないと、真の意味で復活はなしえない。
だからこそ、本人の説得が必要だったのだが。




色々。
独り言は言っているが。
それでも復活する意思はあるということだろう。







それを確認できれば十分である。



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