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2018/09/29 (Sat) 2話

光輝

2話






光輝
「やっぱり、ムッシュとは別々に寝ようぜ。
 俺が寝にくい。


 お前のお父さんとお母さんのベッドで寝るのは賛成だけどな。」



みらい
「む。私の家にタダで住んでいて文句を言うの。
 ムッシュは私のパパとママの間で寝ていたのよ。

 ムッシュにはそういう中で寝てほしいのよ。
 私個人的にも。家族なんだし。」







前略。
俺は恋人のみらいの家で同棲している。
個人住宅なので、寝室もある。
大学生二人が住むには豪勢な家なのだが、そこはそこである。
みらいのご両親の寝室もあり、俺とみらいはそこで寝ている。
まさに疑似夫婦生活みたいな生活をしている。




している~~~と言っても。
まだ、同棲を始めて1か月。
まだまだ生活観の違いが明らかになる時期である。
一番、同棲をしていて諍いが起こりやすい時期なのかもしれない。








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そこで問題その1
同棲している若い男女の間にペットが割って寝る。
・・・という問題があることだ。






俺もみらいも若い年頃。
平たく言えば、セックスも楽しみたい年頃である。
にも関わらず、ペットが間に入って寝てしまうとやることもできない。
その辺が俺の不満である。
俺の不満であって、恋人のみらいの不満ではない。




まあ。
みらいとは休みの日の昼間にやることはやっているので。
みらいとしては不満がないわけである



みらいの個人的な願望としては、夜は夜で家族でゆっくり寝たい。
家族というのはペットも含まれている。
なので、こういうペットと一緒に寝ている。
・・・という顛末になっているのだが。









光輝
「俺は今までペットがいる生活をしてなかったんだぜ。
 なんとか、そこは妥協してくれよ。」



みらい
「私は今までペットと一緒に寝る生活しかしてこなかったわ。
 なんとか、そこを妥協してよ。」







・・・・。









・・・・・・・・。









・・・・・・・・・・・・・・・。





全くの平行線だった。
まるで、イエス、ノーの答えしかなかった。
妥協する余地はない。
ムッシュと一緒に寝るか。
ムッシュと一緒に寝ないか。
妥協案は他にはなかった。











俺とみらいでセックスをしていないわけではない。
愛情の確かめ合いは夜しかできないわけではないし。
この寝室以外でもできる。
そのことを考えると、別にペットが寝ること自体は文句はない。
要するに生活観の問題である。



まあ。
俺個人的には。
もっとみらいとイチャイチャしたいし。
夜は夜で楽しみたい・・・という願望はあるのだが。

みらいはあまりそう思っていないのだ。









その最たる答えがこれである。





みらい
「光輝さんは私と同じくらいペットに愛情を注いでほしいのよ。」









・・・・・むう。
これを言われると、ぐうの音の出ない。
まるで、俺がみらいの身体目当てで同棲したみたいに思われるからな。
男の本音としてはそう言う部分も無きにしも非ずなのだが。
それを出さずに妥協するのも男のダンディズムというところだ。
もとい、惚れた女性に対する紳士の務めである。
・・・俺が紳士なのかどうかは知らないが。






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