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2018/11/10 (Sat) 4話

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4話









柚子
「光輝は・・・・・。」




光輝
「ん・・・・・・・・。」




柚子
「独占した~~~い、とか思わないのか。」




光輝
「・・・・・・う~~~~~~む。」









どうだろうか。
俺の昔の彼女・・・・芳恵に対してはどうだっただろうか。
独占欲の丸出しだったと思う。
まあ、中学生だったしな。
それでも。
芳恵が癌になってからは、それどころではない。
・・・という話になったし。
自然に、独占できるようになったと言える。






今のみらいは・・・・。
どうなのだろうか。。。。
俺はあまり独占欲というのはない。
いや、独占欲自体生まれない。
それが愛情なのか、どうなのか。。。。
・・・という話にもなってくるが。








光輝
「欲望が出てくると。
 ダムの水が出てくるように、止まらなくなる。


 ・・・・・だから。
 みらいはみらいらしく生きてくれれば、それでいいんだ。」




柚子
「それでは苦しくならない?
 私たちは愛情で生きているんだから。」



光輝
「みらいはみらいのものだ。
 そして、恭介は恭介の人生がある。

 俺たちも同じだよ。柚子。
 俺たちは自分の人生しか動かすことができない。」




柚子
「・・・・・・・・ん。」








そのことは。
柚子もよく分かっているような表情をした。
柚子は柚子で。
色々な人生・修羅場をくぐって来た・・・ということを表していた。
どういう人生だったのか。
それは俺の知る由もないが。
それでも普通の満たされた人生でないのは分かった。







・・・・やれやれ。
お互いに。
それぞれが辛い人生を歩んでいるんだな。
まあ、普通に幸せな人生を歩んだ奴がいないのか。
それが青春時代だ。










柚子
「・・・・・・・それでも。」




光輝
「うん。」





柚子
「今の私は、恭介のない人生はあり得ない。」



光輝
「それもまた人生だろう。」









俺もそういうときがあった。
芳恵・・・昔の彼女・・・死んでしまった恋人。
そういう存在がいて。
その芳恵が死んでしまった。
愛する人がいないとあり得ない人生。
それでも人は死ぬ。










・・・・その結果の今の俺だ。



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