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2019/04/06 (Sat) 27話(11月12日8時 ホープ)

ホープ立ち絵01

27話(11月12日8時 ホープ)





ホープ
「まあ、手紙ぐらいいいですよ。
 けどパスポートくださいよ。不法入国で捕まるのは勘弁ですからね。」


アレクサンドラ
「すまんな。」


ホープ
「貴方のこと嫌いではないですからね。
 人間はもっと欲望的に生きるべきだと思いますので。」


アレクサンドラ
「立場が違えば、戦友になっていたかもな。」




確かに。
私も欲望の赴くままにシンゲツさんを殺した。
あれも欲望だ。

聖徳太子なら、シンゲツさんを赦すこともしたのだろうが。



生憎、私はそこまで聖徳太子でもない。
思う存分に仇討ちをした。




それを考えると。
魔王の息子ではなければ。
私がシュラインの出身ならば。
そういうこともあり得ただろう。
アレクサンドラと一緒に戦う戦友になり得た。



・・・・そういうこともあるだろう。







ルネイラスト



アレクサンドラ
「そういや、母親にも感謝しておいてくれ。
 兵の士気をあげてくれている。
 魔王が撤退不可能の結界を組み立てている、
 それで余計に不安になっている。
 

 なんだかんだで、兵士は不安だ。
 それを癒してくれているのは助かる。
 まあ、それを癒しているのが魔王の愛人なのは笑えるが。」



ホープ
「ああ、お母さんのあのテンプレ的な癒しはアレですよ。
 どこでも、特に敵国であろうとも関係ないんですよ。

 例え殺人鬼であろうとも、癒しをし続ける方なので。」





お母さんは・・・まあ、あれだ。
今でも癒し続けている。



お母さんの癒しはちょっと特殊だ。
勿論、傷や病気の癒しもあるのだが。
精神の癒しをしてくれるところが多い。
そういう癒しも専門にしているということである。



最前線の兵士には良い癒しになるだろう。





ルネ
「貴方はよろしいのですか?」



アレクサンドラ
「キメエよ。」


ルネ
「・・・・・・・。」



アレクサンドラ
「・・・・・・・・・・。」



ルネ
「・・・・・・・。」



アレクサンドラ
「・・・・・・・・・・。」



ルネ
「・・・・・・・。」



アレクサンドラ
「・・・・・・・・・・。」




ルネ
「そうですか。それではあなたの娘さんのところへ行きましょう。
 彼女は深刻ですからね。」


アレクサンドラ
「そうだな。ソッチは頼む。」



ホープ
「・・・・いいんですかあ?」



アレクサンドラ
「俺が癒しを必要とする性か。俺は欲望のままに生きた。
 死ぬのも欲望のままに死ぬ。それが俺の人生だ。

 今更、癒しを必要とはしねえよ。」





まあ、そりゃそうか。

この人は正真正銘だ。
本気で狂っている人だ。
欲望に狂った人だ。
それを私は知っている。
知っているが、そのことが私は嫌いではない。




s3(朝)




アレクサンドラ
「ほれ。俺の書状だ。これでパスポートは作れる。
 魔王の息子を郵便屋に使うのも笑える展開だが。

 使える用途がこれしか見当たらん。
 人質にも使えない。脅迫にも使えない。
 だったら、郵便屋ぐらいはやれ。」


ホープ
「ウィイイイイイイイイイイイス!!!!」




まあ、確かにそうだ。
今回の戦争には全く興味はない。


魔王の采配には興味があるが。
それぐらいである。


純粋な人同士の戦争である限りは。




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