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2019/04/13 (Sat) 31話(11月12日8時 クロン)

クロン立ち絵03

31話(11月12日8時 クロン)







カチン。




フーーーーーーーーーー。





煙草を吸う。




恐らく。
今は皆々が、、、、。。。
最前線にいる皆々がそれぞれの思いを馳せているんだろうな。




もうすぐ戦争が始まる。
戦争というか、戦闘というか。




今日・・・。
恐らく。もうすぐ始まるだろう。



撤退不可能の結界を張っている。
今日、戦闘がなかったら、
私が全身全霊をかけて、罠を仕掛ける。
そうすれば、戦闘の勝ちだ。
それは明白な状況ということは・・・アレクサンドラもわかっているだろう。






私は魔法の王様。
一日あれば、魑魅魍魎な罠の構築を図ることができる。








アレクサンドラの部隊が突入して勝機があるのは今日一日。
そのことは贔屓目なしで分かっている。







ひょこ。


シェクスピア立ち絵01



クロン
「何をやっているんだ。シェクスピア。。。」


シェクスピア
「いやあ、私はヒマだしぃ。
 私は魔王のパートナーだけど。
 フェルト国家の娘としては関係ないしね。
 願っているとしたら、西大陸の大国フェルト国家の国王陛下の娘として。
 一人でも死なないように願いだけ、かしら。」





確かに。
あまり関係ないと言えば関係ない。
フェルト国家の国王陛下の娘としては。
・・・魔王のパートナーとしては、重要な価値があるのだが。



魔王としては。
パートナーの意思は尊重しないといけない。
なるべく人が死なないように。
かつ。
こっちは勝たないといけない。
そういう揺れ幅で動いているからな。



非戦主義を語るつもりはないが。。。
・・・・なるべく、死ぬ人数は少ない方が良い。
それは思っている。
生きていれば、何事もチャンスはあるからな。
私自身そう思っているし。
私のパートナーであるミルフィールもそう思っている。


そのために。
どんな悪でも担う覚悟はある。
死ぬ人が最小人数で戦争を終わらせる。
それが私とミルフィールとシェクスピアの願いだ。
願いは一致している。
だったら、問題はない。








クロン
「敗北した場合の書状も有効か?」


シェクスピア
「うん。今回の戦闘に負けたら、
 フェルト国家に従属するって話でしょ。
 魔王ともども。
 そしたら、『西の大国』フェルトの精鋭部隊をクロノス自治区に送り込むわ。」



クロン
「すまんな。国王の娘を出汁に使って。」


シェクスピア
「いやあ。私の存在意義って言ったらそんぐらいだしぃ。」





今回の戦闘はそれぐらいに重要である。
クロノス自治区の最前線である。

ここの線が破られるということは、クロノス自治区が軍事的に瓦解すること意味する。
そうなることは避けなければならない。


そこでどうする。
敵国に降伏するか。
そんなことはあり得ない。
リース・ガザルベルクを信奉している国家などに降伏できない。

だったら、同盟国の「西の大国」フェルトに従属する道を選ぶしかない。
そうしたら、なんとかクロノス自治区が軍事的に瓦解することはなくなる。








そこまでの政治的手筈。
最悪の展開まで想定している。
フェルト国家が出てくれば、
いくらシュライン国家がリース・ガザルベルクと組んでいるとしても、
互角には戦える算段になってくる。



・・・・その代わり、大戦争になる様相になりそうだがな。






シェクスピア
「勝ったらどうするの?」



クロン
「勝った状況に依る。」




本当に勝った状況による。
人と人の戦争には極力魔王は関与すべきではない。
要するに、極力戦争はしたくないのだ。
私としては。




それよりもリース・ガザルベルクが背後にいる。
それを叩く必要がある。
リース・ガザルベルクを叩くことができれば、
シュライン国家も無理な戦争ができなくなってしまうからな。。。



s6(朝)




クロン
「さてと・・・・・。
 後は大将の仕事をするとするか。」


シェクスピア
「どうするの?」


クロン
「そりゃあ。魔王の仕事と言えば。
 魑魅魍魎のトラップを仕掛けることだ。
 相手の陣地へ行かせてもらうさ。」


シェクスピア
「・・・・へえ。
 ・・・・・・私も・・・よね。」



クロン
「戦場におけるパートナーはお前だぞ。」


シェクスピア
「あ、うん。そうね。
 ・・・・。
 ・・・・・・・。
 ・・・・・・・・・。
 ・・・・・・・・それでは、魔王の名に相応しい闘争を。」




クロン
「あいわかった。
 魔王に相応しい闘争を。」




シェクスピア
「ふふふ。」


私は魔王だ。
最後の最期まで魔法を唱え続ける。
強化の魔法。麻酔の魔法。
様々な魔法をかけていくしかない。


それが魔王。魔法の王様。
魔王の生き様というものだ。


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