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2000/11/17 (Fri) 1章3話『歪み』

クロン「さて、ここから歪みを感じるな……しかし、これは………。」

シェクスピア「……凄い歪みよ………。」








二人は魔力波動の歪みを感じる場所へと向かった。
そこはまだ名前を付けてない平野であり、クロノス自治区が未開発の空白土地であった。
新緑の草が青々としている……そんな平和の一ページにありそうな場所に魔力の歪みが検知されている。
その矛盾に二人は辛辣な表情を浮かべている。





それに加えて驚かされているのは歪みの大きさだった。
これは一人分が転移してくるだけのものではない。かなり大勢がやってくる歪みが検知されている。
数えても1000以上。
これだけの大がかりの転移をしてくるのは滅多にない。





クロンは服が汗ばんでいた。
ここまで大きな魔法行使となると、やってくる者は相当な実力者だ。
それが仮に敵だとすれば、あまり軍事力が豊富ではないクロノス自治区はかなり甚大な被害を被ることになる。
最悪な状況は、滅亡することである。
それは避けなけばならない。






かといって、手段もあまりなかった。
クロンにしても、シェクスピアにしても後方支援は得意だが戦闘そのものは得意ではない。
そして、クロノス自治区を探しても数人しかいないにが実情だった。







シェクスピア「これだけの転移を使えるとなると……数えるぐらいしかいないわよ……。」

シェクスピアは驚きよりも諦めの表情に近かった。
1000人規模の転移をしてくるのはかなり高名か実力のある魔術師になってくる。
もし、その規模の集団が攻め込んできたらクロノス自治区はひとたまりもない。
それぐらい大規模の集団であり、そして実力者である。







クロン「武器は置こう。これでは勝てはしない。」

シェクスピア「白旗あげる?」

クロン「友好を結んでみよう。」

シェクスピア「言葉が通じればね。」





クロンも実際問題抵抗するのを諦めていた。
一人二人が転移してくるのであれば戦いようがあるが、1000人以上の集団となると話が別だ。
しかも、それだけの転移ができる魔術師がいるとなれば、戦いにればかなり熾烈を極める。
ならば、最初に敵意があることを示さない必要がある。

シェクスピアの言うとおり言葉が通じないのであれば、撤退をすべきである。
そして、敵の正体を見極めた後に……本格的に戦闘に移る。
それがベストの方法だと考えた。







クロン「シェクスピアの言う通りだったら、撤退しよう。」

シェクスピア「そうね。これだと全面戦争になっちゃう。」


そう言って、今度は外の結界が気になった。
外の結界には10重の結界を敷いてあるので、滅多なことでは破かれない。
しかし、外の結界が破られることはおろか、何も侵入者もいなければ気配も感じない。
ここからやってくるのが敵であれば、外部からと空間転位両方から攻めるのが一番良い方法だ。
しかし、それがないとすると……的ではない可能性を……。






クロン「シェクスピア。」

……外の結界も注意を払え。
言おうとして言えなかった。
その前に転移が始まったから。

シェクスピア「あとね。」


――――――――――――――――転移が始まる。

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誤字あります
2010/05 (56) と2010/04 (102)の左の所に

侵略者?
乗っ取るとか
敵は何なのか?

2011/02/22 20:06 | ★ハリネズミ★ [ 編集 ]


★ハリネズミ★ 様へ 

指摘ありがとうございます。
誤字は・・多いでしょうね。
まあ、私の小説ではよくあることなので。
あまり気にせず読むのがいいかもしれません。
修正はできればしたいですが、あまりそういう時間もないので。。。
機会があればまた修正しておきます。

指摘ありがとうございます。

2011/02/23 06:40 | LandM(才条 蓮) [ 編集 ]


 

異質な存在というだけで、こんなにも物悲しいものなのかね。
ただ、自分たちだけの国を欲しているだけなのに。
目の上の瘤にしか見えないのかな。
平和に暮らしているのになぁ。

本当に人って強欲で嫌だわ。

2011/11/10 12:31 | ぴゆう [ 編集 ]


ぴゆう様へ 

まあ、その辺は色々あるということです。
シュラインもクロノス自治区も。
これがシュラインの立場になれば、また見方が変わってきたりもします。
結構、この辺は複雑なので。

2011/11/10 16:29 | LandM [ 編集 ]


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