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何もないな。
本当に。
いや。
見渡す限り。森しかない。
森林しかない。
雑木林というのかな。
そういうのしかない。
道は一応あるけど。
アスファルトの塗装は申し訳ない程度だし。
車一台がなんとか通れるほどの幅しかない。
こんな山奥でもアスファルトがある日本のインフレは偉大だな。。。
・・・・と思うぐらいの山奥だ。
犯人は土地勘があったのか。
・・・・いや。それを断定するわけにもいかないか。
断定するだけの証拠もないしな。
先入観は禁止か。
はっきり言って。
普通に考えて。
こんなところで情報収集は皆無だな。
通行人もいないだろうし。
当たり前だが、目撃者もいないだろう。
あったらとっくに警察に情報提供しているだろうしな。
解決
「よくこんな場所で遺体が発見できたな?」
聴乃(あきの)
「キノコ狩りをしていたらしいですよ?」
解決
「滅茶苦茶怪しいんだけどな。。。」
聴乃(あきの)
「もちろん、ウチも相当気にして聴取したんですけどね。
どうにも犯人じゃないみたいです。」
第一発見者を疑えとはミステリーの鉄板だが。。。
こんな雑木林の中でキノコ狩りなんて、本当にしていたのかよ。。。
そっちの方が信じられないぜ。
って言っても。
そのキノコ狩りの奴が犯人だったとしても。
警察に通報する意味もないしな。
せっかく。
難攻不落の雑木林に遺体をバラバラにして捨てたんだ。
わざわざそれを警察に通報する意味はないし。
デメリットしかないわな。
奇跡。
遺体が発見されたのは奇跡というか。
神様の所業としか言いようがないな。。。

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