秀樹
「あらかじめ言っておくが。今回は上半身だけを縛る。
私も未熟だ。時間はかかると思う。
だが、途中止めはしない。
最後まで感覚を途切れることがないようにしてくれ。」
菜々美
「・・・・・・・・・・・・・・はい。」
とりあえず。
夫婦の間で決めたこと。
お互いに初心者である。
そして、誰かに見られているわけでもない。
なので、存分に初めてを出せばいい。
夫婦なのだ。
怖さも、好奇心も、欲情も、愛欲も、全ての感情をこのSMに吐き出せばいい。
それがSMである。
私たちは普通の愛情表現では愛情を表現することができなかった。
だから、SMという歪な形での愛情表現を試そうとしている。
そこに感情を吐露できるのであればする。
自分も。そして菜々美も。
出来なかったら・・・・・。
趣旨替えである。
SMでは自分たちの感情を吐露することができなかった。
そういう結論で、何か別の道を探ればいい。
・・・という結論である。
緊張も、怯えも。
それを上回る好奇心や愛情も。
全てを緊縛することにぶつけてみればいい。。。。。。。。
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