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2001/01/16 (Tue) ピクニックに行こう!!その2

ミルフィール「ふ~~~んふんふんふん。」

ミルフィールはそれはそれは楽しそうに料理を作っていた。
まあ、それもそうだろう。ここ最近はいろいろあったせいもあって、ロクに付き合っていなかった。
オウファンとの方がよく話をしているぐらいだ。

どうも平和でなくなるとミルフィールの出番は少なくなる。
まあ、そのことはどうしても仕方ない。
ミルフィールは私にとって平和の象徴であるのだから。
政治や軍事のことには極力関わらないように私がしている。








オウファン「ふんふん。」

クロン「おいおい。何、朝からワインをのんでいるんだ。」

オウファン「またまた。お休みであれば、朝からお酒を飲んでも大丈夫でしょう?」

クロン「……しかしだな……。」

オウファン「まあまあ。ここは魔王閣下も一つ。」

クロン「うむむ……。」


……と言われて、ついついOKしてしまう私。
流されやすいと言えばそこまでだが、まあ仕事をしないのであれば酒を飲んでも大丈夫と思うが……。


クロン「ほどほどにしておけよ。」

オウファン「分かってますよ。」


……と言うのがせめてもの抵抗だ。
ここまで仕事が詰めていただけあって、朝に飲むワインは格別に美味しかった。
やはり、たまに飲むからいい!!というのもあるのかもしれない。








キッチンでは楽しそうにお弁当を作る妻。
傍らにはワインとチーズを片手に一杯やっている私たち。

どうにもこうにも平和を感じる日だった。









シェクスピア「あら、クロン。盛り上がっているわね。」

マユル「――――どうも。」

そうやってほのぼの過ごしていると、二人の来訪者が。
しかし、シェクスピアとマユルとはどうにも意外な組み合わせと言うか……。
まあいいか。





クロン「珍しいな。二人が一緒にいるのは。」

シェクスピア「そう?」

マユル「―――――そうでもない。」

どうやら二人が言うには結構頻繁に会っているようだ。
シェクスピアはひょっとしたら自分の息子と照らし合わせているのかもしれない。
そして、マユルも話はしないがひょうっとしたら母親を求めているのかもしれない。

……それを考えるとかなり悲しくなるな……。



シェクスピアは禁呪の研究のために夫と息子と別れた。
マユルは……竜王の血を飲んでいるとはいえ素体は7歳の少年である。
どちらの家族の愛に飢えていることには間違いない。

シェクスピアとマユルの年齢を考えれば、どちらも家族があっておかしくはない……そう言った年齢なのである。
だからこそ、二人は求めあっているのだとしたら……どうなのだろうな。
私は私で家族を持っていて幸せだが……シェクスピアはそうではないのかもない。
どこかさびしいという感情があるのだろう。
そして、マユルにも。








シェクスピア「クロン?」

クロン「ああ……別に。」

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