「おわりに」
閲覧してくださり誠に有難う御座います。専属の絵師として活動させて頂いております、高瀬 恒です。
「グッゲンハイム」という作品に触れさせて頂く様になってから約半年、まずは第一部が無事に完結致しましたことを心より喜ばしく思っております。
作者であるLandM様の「おわりに」の文章にもあります様に当初予定していたよりもずっと多くの方がこの作品に興味を持ち、触れてくださっているという事にキャラクターデザイン・挿絵を担当させて頂いている身より本当に嬉しく思っております。
今回の執筆、「絵を描いていた苦労話や、嬉しかったこと」という御題の様なものがありますので、少しだけお話させて頂きます。
本格的に絵でお仕事をさせて頂きだしたのは昨今の事ながら、やはり本格的に依頼を頂き絵を描いていくという事は最初に思っていた程簡単なものではありませんでした。
相手様の依頼文を読解し、頂いた情報を元に作成する自分のイメージと重ねるという作業は相手様の理想のイラストにどれだけ近づけるか、また良い意味でどれだけ理想を超えられるか。そういった心持と隣り合わせになります。
それが時にプレッシャーになり、自分の超えるべき壁となります。
…と、格好良く書きましたが、様は想像力の点で苦労した時もありました。という事です。
また、自分の想像がそのままディスプレイに浮かぶ訳ではなく、私の場合のイラストというものは想像通りに完成してくれません。
作品を思い描く想像にどう近づけるか、という事でも苦労しました。
それでもやはりイラストを描いている時は何より楽しく、充実しております。
苦労のかかる高い壁を登っている時がいかに辛くても乗り越えられた時、レベルアップ出来たのだと実感出来ます。そういった意味でもこのお仕事はものすごくやりがいがあります。
何より絵を描くのが大好きなので、やめられません。
嬉しかった事は、やはり、私のイラストを見てくださった方にメッセージを頂けた時です。
最近になりたくさんの方に見てくださる機会を得ました事から、それに比例してたくさんのメッセージを頂ける様になりました。
自分の絵を表に出すという事をあまりしてこなかった私にとって、自分の絵に対して頂けるメッセージというものは本当に大切な宝物であります。描いている私でも気付かない様な癖等を教えて頂いたり、私のデザインしたキャラクターを描いてくださる方がいたり、たくさんの方の素敵なメッセージは一つ一つとても大事にさせて頂いております。
もちろんグッゲンハイムの方のイラストに関連するメッセージの方もちゃんと読ませていただきました。作品のお手伝いが出来ている実感が湧き、とても嬉しかったです。
有難う御座います。
まだまだ絵師としてひよっこの私ではありますが、これからも私の絵を見てくださる皆様のお言葉を心の糧にして更に画力の向上に心血を注いでいきたいと思っております。
グッゲンハイムの第2部も絵師としてイラストを描かせて頂くことになりましたので、皆様これからもよろしくお願い致します。
2010.1.25 高瀬 恒
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