2017・11
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2017/11/18 (Sat) 5話

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5話





店員
「へいお待ち!!焼き鳥、おすすめセット!!」



愛楽
「ふ~~~~~~~~。」


落合
「ふう。助かったよ。今日の愛楽くんが焼き鳥屋を選んでくれて。
 いつぞやのステーキ屋のときは焦ったけどね。」



愛楽
「私は高級も愛するが、庶民的居酒屋も愛する。」



落合
「今日がその日ってわけね。」







今日は院長が晩飯を奢ってくれる。
・・・と言っても、奢ってくれなくても外食なんだがな。
こういう日は。
特に手術日の前日っていうのは。



普通の仕事終わりだったらコンビニ弁当でも良いのだが。
翌日が手術だったら話は別だ。
英気を養うために食べたい飯を食う。
それが私のポリシーだ。
それが今日は焼き鳥屋だった。
それだけのことだ。
これがフランス料理の超高級であったり。
中華料理のフカヒレであったり。
ファミレスであったり。
格安の定食屋だったり。
要するにランダムでその日の気分で食べたいものを決めている。
値段の高い安いは関係ない。
とにかく食べたいものを食べる。
それが手術前日の鉄則。
もとい、マイルールだった。









落合
「酒は飲まないのかい。」



愛楽
「・・・・・徹夜するので。」




落合
「徹夜して手術のデモストレーションか。」



愛楽
「やるからにはベストを尽くす。」







別にハゲジジイのためではないが。
絶対に手術は成功させる。
伊原木家。
医者の家系に生まれた人間の屑の家系。
その名前に懸けて、失敗するわけにはいかないぜ。



別にハゲジジイのためでもない。
名誉や金の為ではない。
医者ということでしか自分の存在価値を見出せない自分のためだぜ。
要するに伊原木 愛楽という人生を賭けた手術をするだけだ。








落合
「愛楽室を設置して良かった。
 あそこを存分に使ってくれ。」



愛楽
「寝るとことフロしかないがあ。。。。」






私専用の宿直室。
愛楽部屋というのがある。
これは俗称であり、実際の名前は宿直室である。
そこを占領しているのは私なのだが。
いいだろう。
広い病院の一室を借りるぐらい。
私は手術に遅刻はしたくないし、余裕を持って取り組みたいからな。






案外、集中できて良い。
当たり前か。
勉強道具しかないのだから。
嫌でも集中する。









さて。。。。
上手い飯を食って。
後は手術のデモストレーションか。。。。

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